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西島秀俊&佐々木蔵之介が初共演 かわぐちかいじ氏『空母いぶき』実写映画化

 俳優の西島秀俊(46)が、映画『空母いぶき』(2019年公開)に主演することが5日、わかった。『ジパング』や『沈黙の艦隊』などで知られるかわぐちかいじ氏の同名漫画を実写化し、映画では描かれる局面とテーマを“24時間の物語”として構築した。主人公である空母いぶき艦長・秋津竜太を西島が演じ、空母いぶき副長・新波歳也役で佐々木蔵之介(50)が初共演する。

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 原作は、『ビッグコミック』(小学館)にて2014年から連載中。国家間に巻き起こる危機を圧倒的なスリリングさとリアリティーで描写し、多くのファンからの熱い支持を獲得。『第63回小学館漫画賞』一般向け部門を受賞、単行本は現在8巻まで刊行され、発売される度に重版となり累計300万部を超えるベストセラーとなっている。

 舞台は、世界が再び「空母の時代」へと突入した20XX年。日本の最南端沖で起こった国籍不明の漁船二十隻による突然の発砲。日本の領土である波留間群島の一部が占領され、海保隊員が拘束された。未曾有の緊張が走る中、政府は戦後初の航空機搭載護衛艦「いぶき」を中心とする護衛群艦隊を現場に向かわせる。空がうっすらと白み始めた午前6時23分。この後、日本はかつて経験したことのない一日を迎えることになる。

 “戦闘”なのか、それとも“戦争”なのか。国家間に極限の危機が生じた時、最前線の自衛官たち、総理大臣を中心とする政府、そしてジャーナリストや一般市民は何を選択し、何を判断するのか…。

 西島扮する秋津は航空自衛隊出身、佐々木扮する新波は海上自衛隊出身。同期にしてライバルであり、対立をしながらも、共に未曾有の危機へと立ち向かう、日本の運命を担った2人のドラマが大きな見どころとなる。

 監督は『ホワイトアウト』(00年)、『沈まぬ太陽』(09年)、などの若松節朗氏。「『未来の命に平和な世界を残しましょう』。それがプロデューサーからのオファーの言葉でした。原作である『空母いぶき』には、現実の世界の方が後追いしているような先見性があります。そこで投げかけられた問いがまさしく現実となった時、私たちはどんな選択をするのか。この映画が平和や命の重みを考えるきっかけとなるよう、頑張りたいと思います」とコメントを寄せた。

 実写化オファーを受けて、主演の西島は「興奮で震える思いです。若松節朗監督をはじめとした撮影スタッフ、本作品に協力して下さっている全ての皆さんと共に、現在、全力で準備が進んでいます」と気合十分。「鋭い洞察で今を見つめ、圧倒的なリアリティーで描かれる近未来、その作品世界に生きる登場人物達に負けないよう、命がけで取り組みたいと思います」と熱演を誓った。

 佐々木は「“必ず平和を守る”という信念を持ち、凡ゆる戦況と対峙し悩み葛藤する登場人物たち。この作品に若松節朗監督と西島秀俊さんをはじめ多くの出演者、スタッフと挑めることをうれしく思います。原作ファンの方はもちろん、たくさんの方に愛される作品をお届けできるよう、強い覚悟を持って航海に臨みます」と決意をにじませた。

 脚本は『機動警察パトレイバー』シリーズの伊藤和典氏と、『亡国のイージス』(05年)、『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(11年)の長谷川康夫氏。原作のかわぐちかいじ氏が監修、『亡国のイージス』『終戦のローレライ』で知られる小説家・福井晴敏氏が企画として参加する。



関連写真

  • 映画『空母いぶき』で初共演する(左から)西島秀俊、佐々木蔵之介
  • 『空母いぶき』原作キャラクター(C)かわぐちかいじ・惠谷治/小学館
  • 『空母いぶき』原作書影(C)かわぐちかいじ・惠谷治/小学館

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