声優の石見舞菜香、入野自由、梶裕貴が24日、都内で行われたアニメ映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』の初日舞台あいさつに、岡田麿里監督とともに出席した。役作りについて聞かれた梶は「自身が演じたクリムが後半以降、病んでしまう感じになりますが、やりやすかったです」と告白。岡田監督は「セリフだけで言っていると病んでいる感じが強くなってしまうが、梶さんの人柄というか、病んでいても優しさがあって」と褒めたつもりだったが、梶は「岡田さん!僕、(病んでいるように)見えています?」とツッコミを入れ笑わせた。 同作は、映画『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、『心が叫びたがってるんだ』の脚本を務めた岡田氏の初監督作品。10代半ばの外見で数百年を生きる伝説の種族イオルフの少女マキアが主人公で、親を亡くしたばかりの赤ん坊エリアルと出会い、母親となる。成長していくエリアルと、少女のままのマキアはやがてすれ違っていく物語。
2018/02/24