シンガー・ソングライターのピコ太郎が22日、忍者エンタテイメント事業『エイベックス×日本忍者協議会「NINJA PROJECT」』のアジアPRアンバサダーに就任し、都内で行われたプロジェクト発足記者会見に登壇した。

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　「忍者の日」の2月22日、忍者の文化や歴史を国内外に広めることを目指し、エイベックスと世界唯一の忍者公認組織「日本忍者協議会」がタッグを組み、「NINJA PROJECT」を発足。まずは忍者への関心が高いアジア諸国にアピールするため、昨年9月に外務省から「SDGs」（持続可能な開発目標）推進大使に任命され、グローバルに活躍するピコ太郎に白羽の矢が立った。

　おなじみのパイソン柄の衣装を忍者風にアレンジしたコスプレで登場したピコ太郎は、手裏剣に挑戦。畳に貼られた的をめがけて慎重に手裏剣を投じるも、畳に跳ね返されて床の上にポトリ…。「こういうのを撒菱（まきびし）と言います」とうまくごまかしたピコ太郎は、3発目でようやく的に当てると、「アッ！」と声を上げ、床に落ちた“撒菱”を踏んだふりをして痛がってみせ、笑いを誘った。

　アジアPRアンバサダーの任命状を受け取り、「去年1年間で世界16ヶ国くらいに行かせていただいたんですが、どの国に行っても『ジャパニーズ！　ニンジャ、ニンジャ』と言われました。漫画の影響もあって、僕らが思っている以上に忍者人気はある。本気でプッシュしていきたい」と気合十分。しかし、その格好で忍べるのかとツッコまれると「大蛇が4〜5匹いれば忍べるんですけどね…。目立とうと思ってこの衣装を着たので矛盾がある」とたじたじだった。

　また、プロデューサーの古坂大魔王が先月8日にハワイで挙式し、妻でタレントの安枝瞳が第1子妊娠5ヶ月であることを公表したことにも触れ、「順調に行けば6月とか7月とかに産まれるらしいですね。（性別は）本当にわかってないみたいです。男の子がほしいみたいですけどね」と説明。古坂からはトランプ大統領がパイナップルを持っている人形をお土産にもらったというが「最近プライベートでは共演NGにしているんです。音楽性でもめてまして」と笑わせていた。

　イベントにはほかに、日本忍者協議会の溝畑宏副会長、エイベックスの加藤信介氏、三重大学の山田雄司教授が登壇した。