女優の天海祐希が18日、都内で行われた劇団☆新感線の舞台『修羅天魔〜髑髏城の七人 Season極』の制作発表会見に参加。静か過ぎる観客に焦る場面もあったが、大女優らしく観客を気遣って最後は大盛り上がりで締めくくった。
昨年3月からSeason花、鳥、風、月と続き、今回のSeason極でロングラン公演を締めくくる。極楽太夫を演じる天海は「全部、見させていただいたんですけど、どの極楽太夫もすてきで美しくて可愛らしかった。あの愛らしさは私にはないなと思いながら、違うものをかもし出せたらいいな」と力を込めた。
敵役の天魔王を演じる古田新太は天海たっての希望で出演が決定。古田は「愛している人の頼みは断れないので」とにやりとし、天海は「太字で書いてください」とご満悦だった。今回、天魔王の目指すところについては「(過去4作では)エキセントリックだったり、かっこいい天魔王をやっていた。僕は、なるべく動かない天魔王をやろう。舞台を広く使っているけど動かない」と標榜。演出・いのうえひでのり氏は「真ん中に突っ立っても空間を支配するパワーがある。大丈夫」と苦笑いで要求を飲んでいた。
そのほかに天海は、『獣電戦隊キョウリュウジャー』で主役の桐生ダイゴ/ キョウリュウレッドを演じた竜星涼について過去の共演作で人並み外れた練習を影でしていたこと、天海の大ファンという清水くるみが初対面で「興奮して鼻血出ちゃった。毎日、けいこがあるので鼻血が出ないように気をつけます」とエピソードを語った。しかし、TBS『ひるおび!』との中継があるなど、ピリピリムードもあったためか、客席に集まったファンの空気は重いまま。
そのまま、終了するところだったが、フォトセッションを終えると天海がマイクを持ち「大丈夫ですか? 盛り上がってますか?」と静か過ぎる客席に対して心配した表情に。その後、共演する福士誠治や古田に無茶ぶりして笑わせるなど客席をヒートアップさせ、最後の最後でこの日一番の歓声が上がった。少しだけ安心した顔となった天海は最後までステージ上から客席に向かって頭を下げ、神対応で会見を終えていた。
同作は1990年の初演以来、上演するたびに趣向を凝らして進化を遂げてきた同劇団の代表作『髑髏城の七人』を、これまでとは全く違う視点で物語を再構築。“新作”となり、メインタイトルも『修羅天魔』とし、これまでは重要な人物だった捨之介、蘭兵衛も登場しない。客席が360度回転するアジア初のステージを備える東京・新豊洲のIHIステージアラウンド東京にて3月17日から5月31日まで上演される。
会見には三宅弘城、山本亨、梶原善、作の中島かずき氏、演出のいのうえひでのり氏も参加した。
昨年3月からSeason花、鳥、風、月と続き、今回のSeason極でロングラン公演を締めくくる。極楽太夫を演じる天海は「全部、見させていただいたんですけど、どの極楽太夫もすてきで美しくて可愛らしかった。あの愛らしさは私にはないなと思いながら、違うものをかもし出せたらいいな」と力を込めた。
敵役の天魔王を演じる古田新太は天海たっての希望で出演が決定。古田は「愛している人の頼みは断れないので」とにやりとし、天海は「太字で書いてください」とご満悦だった。今回、天魔王の目指すところについては「(過去4作では)エキセントリックだったり、かっこいい天魔王をやっていた。僕は、なるべく動かない天魔王をやろう。舞台を広く使っているけど動かない」と標榜。演出・いのうえひでのり氏は「真ん中に突っ立っても空間を支配するパワーがある。大丈夫」と苦笑いで要求を飲んでいた。
そのほかに天海は、『獣電戦隊キョウリュウジャー』で主役の桐生ダイゴ/ キョウリュウレッドを演じた竜星涼について過去の共演作で人並み外れた練習を影でしていたこと、天海の大ファンという清水くるみが初対面で「興奮して鼻血出ちゃった。毎日、けいこがあるので鼻血が出ないように気をつけます」とエピソードを語った。しかし、TBS『ひるおび!』との中継があるなど、ピリピリムードもあったためか、客席に集まったファンの空気は重いまま。
そのまま、終了するところだったが、フォトセッションを終えると天海がマイクを持ち「大丈夫ですか? 盛り上がってますか?」と静か過ぎる客席に対して心配した表情に。その後、共演する福士誠治や古田に無茶ぶりして笑わせるなど客席をヒートアップさせ、最後の最後でこの日一番の歓声が上がった。少しだけ安心した顔となった天海は最後までステージ上から客席に向かって頭を下げ、神対応で会見を終えていた。
同作は1990年の初演以来、上演するたびに趣向を凝らして進化を遂げてきた同劇団の代表作『髑髏城の七人』を、これまでとは全く違う視点で物語を再構築。“新作”となり、メインタイトルも『修羅天魔』とし、これまでは重要な人物だった捨之介、蘭兵衛も登場しない。客席が360度回転するアジア初のステージを備える東京・新豊洲のIHIステージアラウンド東京にて3月17日から5月31日まで上演される。
会見には三宅弘城、山本亨、梶原善、作の中島かずき氏、演出のいのうえひでのり氏も参加した。
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2018/01/18