ミュージカル『刀剣乱舞』、舞台「黒子のバスケ」などの2.5次元舞台をはじめ、様々な作品で活躍中の若手俳優・黒羽麻璃央が、明日10月7日より公開される映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』では、初のラブコメディに挑戦。足立梨花とともにW主演を務めた黒羽が、オーディションサイト『Deview/デビュー』のインタビューに答え、本作の見どころや撮影エピソードをはじめ、芝居・役者業への想いを語った。
【黒羽麻璃央インタビュー】
◆「節目節目で僕はすごくいい作品に出会えている」
――映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』への主演が決まったときの心境は?
【黒羽麻璃央】「最初は、マンガが原作のラブコメディということを聞いて、しかも主演だということもあってすごく嬉しかったんです。でも、W主演のお相手が足立梨花さんと聞いて、“えっ!?”て、驚いちゃいました。“やった!映画の主演が出来るんだ!!”という気持ちでいたのが、一気にプレッシャーになったというか。足立さんといえば、知名度の高い女優さんですし、“これは責任を問われるぞ”と思ってしまって、足立さんのお名前を聞いた時点で一気に緊張しました。お話を頂いてから原作を読んだんですが、“これ(アヤメと椿の関係)を足立さんとやるの!?”と思って、勝手に頭の中で変換しながら読みましたね」
――ラブコメディは初めてだったそうですが、実際に出演されていかがでしたか?
【黒羽麻璃央】「初のラブコメディということもあって、作品に入る前にひたすら恋愛映画の予告編を見まくりました。特に同年代の役者さんがやられている恋愛映画を片っ端から見て、“何か活かせるものないかな?”“どうすればキュンキュンするんだろう”っていうのを考えながら勉強しましたね。撮影に関しては、コメディの部分のお芝居に関しては、僕自身はそこまでなくて。僕は結構、台本を通して監督とお話をしながらしっかりとお芝居を作っていった感じだったんです。面白いシーンとかアドリブの部分などは、僕以外のキャスト、特に研究所のメンバーが面白くやってくれていて。研究室のキャストのみんなは、普段からも仲が良かったので、その雰囲気が出ていたんじゃないかなと。劇中同様、(佐伯)大地くんをはじめ、実際にもちょっと変わった人たちが集まっている感じで、現場はすごく楽しかったです(笑)」
――アヤメくんの恋のライバルとなる仁英先輩を演じた佐伯大地くんとは、共演経験もあったからこそやりやすかった?
【黒羽麻璃央】「そうですね。大地くんという知っている存在がいたのは本当に良かったです。一から関係性を作る必要もないですし、すんなりとお芝居には入れたんですが、役柄としてはアヤメくんは仁英先輩のことはあまり好きじゃないですからね。原作では仁英先輩の可愛い部分もちゃんと掘り下げていますし、愛すべきキャラになっていくんですけど、映画はまたちょっと違った立ち位置になっていて、本当にグイグイくる肉食な男子なので。ずっと“この人、嫌だな”と思いながらのお芝居になっていました(笑)」
――演じられたアヤメくんに対してはどんな印象がありますか?
【黒羽麻璃央】「雲みたいな人だなと思うんです。目の前にいるのに掴めないような、そんなイメージでした。本人には悪気もないですし、何も考えていないからこそ少年のような部分があって。疑問に思ったことは“なぜ?”って思うし、触りたいと思えば『触りたい』と言うし、そこにストッパーがない。だからこそ、椿先輩に『おっぱい触らせてもらってもいいですか?』なんていう、すごいセリフをストレートに言えたりとか、好きな人にはまっすぐに向かって行く強さもある。意識せずに『好きだ』とかポロッと言えて、肉食スイッチが入れば急に男らしさを見せる。なんだかズルいなって思います」
――アヤメくんは恐竜が好きで夢中になっているとスイッチが入ってしまう役柄でしたが、黒羽くんが今同じく夢中になっているもの、ハマっているものは?
【黒羽麻璃央】「今、ハマってるのはコンビニの100円で買える冷凍餃子。店に入って、あったらあっただけ買っちゃうんですけど、今まで食べた餃子の中で一番美味くて。もう、なんだったら買い占めたい(笑)。それくらい好きなんです。電子レンジが餃子臭くなるくらい、食べています。あとは、『楽天イーグルス』オタクです。地元の球団でもありますし、いつか始球式をやってみたいなって」
――今作のみならずドラマ、舞台など様々なジャンル活躍されている黒羽くんが思う、“役者”の魅力、面白さは何だと思われますか?
【黒羽麻璃央】「いろいろな人の人生を歩めることは面白いなと思います。普通に生きていたら、今回のアヤメくんのように、化石発掘をする人の人生に触れることもなかったと思うんです。もともと、僕の夢は体育教師だったんですが、それを役として味わうこともできる。そうやっていろんな人になれるし、様々な職種を体験することができる。それってすごい経験だなと思っていて。さらにいえば、役者として生きていく中で経験したいろいろなことを、次の芝居や表現で活かすこともできる。だからこそ、いろんなことを経験していくことが大切だなと思います。あと僕は純粋に、芝居をしている自分を客観的に見ることが好きなので、すごく楽しいです」
――これまでのお仕事で転機になったと思われるお仕事は何ですか?
【黒羽麻璃央】「間違いなくターニングポイントだったのは、ミュージカル『テニスの王子様』、ミュージカル『刀剣乱舞』、『歌姫』。“テニミュ”でたくさんの方々に知っていただき、“刀ミュ”で一気に知名度や経験を広げてもらって、『歌姫』で改めて“役者とは”という演劇観を学ばせていただいて。節目節目で僕はすごくいい作品に出会えていると思います。なので、今回の『アヤメくんののんびり肉食日誌』もそんなポイントになったら嬉しいですね」
映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』は、10月7日(土)より、シネリーブル池袋/ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場 ほか全国ロードショー。なお、黒羽麻璃央のインタビュー全文は、オーディション情報サイト『Deview/デビュー』に掲載中(下記URL参照)。
【黒羽麻璃央インタビュー全文】
https://deview.co.jp/Interview?am_interview_id=531
【黒羽麻璃央インタビュー】
◆「節目節目で僕はすごくいい作品に出会えている」
――映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』への主演が決まったときの心境は?
【黒羽麻璃央】「最初は、マンガが原作のラブコメディということを聞いて、しかも主演だということもあってすごく嬉しかったんです。でも、W主演のお相手が足立梨花さんと聞いて、“えっ!?”て、驚いちゃいました。“やった!映画の主演が出来るんだ!!”という気持ちでいたのが、一気にプレッシャーになったというか。足立さんといえば、知名度の高い女優さんですし、“これは責任を問われるぞ”と思ってしまって、足立さんのお名前を聞いた時点で一気に緊張しました。お話を頂いてから原作を読んだんですが、“これ(アヤメと椿の関係)を足立さんとやるの!?”と思って、勝手に頭の中で変換しながら読みましたね」
――ラブコメディは初めてだったそうですが、実際に出演されていかがでしたか?
【黒羽麻璃央】「初のラブコメディということもあって、作品に入る前にひたすら恋愛映画の予告編を見まくりました。特に同年代の役者さんがやられている恋愛映画を片っ端から見て、“何か活かせるものないかな?”“どうすればキュンキュンするんだろう”っていうのを考えながら勉強しましたね。撮影に関しては、コメディの部分のお芝居に関しては、僕自身はそこまでなくて。僕は結構、台本を通して監督とお話をしながらしっかりとお芝居を作っていった感じだったんです。面白いシーンとかアドリブの部分などは、僕以外のキャスト、特に研究所のメンバーが面白くやってくれていて。研究室のキャストのみんなは、普段からも仲が良かったので、その雰囲気が出ていたんじゃないかなと。劇中同様、(佐伯)大地くんをはじめ、実際にもちょっと変わった人たちが集まっている感じで、現場はすごく楽しかったです(笑)」
――アヤメくんの恋のライバルとなる仁英先輩を演じた佐伯大地くんとは、共演経験もあったからこそやりやすかった?
【黒羽麻璃央】「そうですね。大地くんという知っている存在がいたのは本当に良かったです。一から関係性を作る必要もないですし、すんなりとお芝居には入れたんですが、役柄としてはアヤメくんは仁英先輩のことはあまり好きじゃないですからね。原作では仁英先輩の可愛い部分もちゃんと掘り下げていますし、愛すべきキャラになっていくんですけど、映画はまたちょっと違った立ち位置になっていて、本当にグイグイくる肉食な男子なので。ずっと“この人、嫌だな”と思いながらのお芝居になっていました(笑)」
――演じられたアヤメくんに対してはどんな印象がありますか?
【黒羽麻璃央】「雲みたいな人だなと思うんです。目の前にいるのに掴めないような、そんなイメージでした。本人には悪気もないですし、何も考えていないからこそ少年のような部分があって。疑問に思ったことは“なぜ?”って思うし、触りたいと思えば『触りたい』と言うし、そこにストッパーがない。だからこそ、椿先輩に『おっぱい触らせてもらってもいいですか?』なんていう、すごいセリフをストレートに言えたりとか、好きな人にはまっすぐに向かって行く強さもある。意識せずに『好きだ』とかポロッと言えて、肉食スイッチが入れば急に男らしさを見せる。なんだかズルいなって思います」
――アヤメくんは恐竜が好きで夢中になっているとスイッチが入ってしまう役柄でしたが、黒羽くんが今同じく夢中になっているもの、ハマっているものは?
【黒羽麻璃央】「今、ハマってるのはコンビニの100円で買える冷凍餃子。店に入って、あったらあっただけ買っちゃうんですけど、今まで食べた餃子の中で一番美味くて。もう、なんだったら買い占めたい(笑)。それくらい好きなんです。電子レンジが餃子臭くなるくらい、食べています。あとは、『楽天イーグルス』オタクです。地元の球団でもありますし、いつか始球式をやってみたいなって」
――今作のみならずドラマ、舞台など様々なジャンル活躍されている黒羽くんが思う、“役者”の魅力、面白さは何だと思われますか?
【黒羽麻璃央】「いろいろな人の人生を歩めることは面白いなと思います。普通に生きていたら、今回のアヤメくんのように、化石発掘をする人の人生に触れることもなかったと思うんです。もともと、僕の夢は体育教師だったんですが、それを役として味わうこともできる。そうやっていろんな人になれるし、様々な職種を体験することができる。それってすごい経験だなと思っていて。さらにいえば、役者として生きていく中で経験したいろいろなことを、次の芝居や表現で活かすこともできる。だからこそ、いろんなことを経験していくことが大切だなと思います。あと僕は純粋に、芝居をしている自分を客観的に見ることが好きなので、すごく楽しいです」
――これまでのお仕事で転機になったと思われるお仕事は何ですか?
【黒羽麻璃央】「間違いなくターニングポイントだったのは、ミュージカル『テニスの王子様』、ミュージカル『刀剣乱舞』、『歌姫』。“テニミュ”でたくさんの方々に知っていただき、“刀ミュ”で一気に知名度や経験を広げてもらって、『歌姫』で改めて“役者とは”という演劇観を学ばせていただいて。節目節目で僕はすごくいい作品に出会えていると思います。なので、今回の『アヤメくんののんびり肉食日誌』もそんなポイントになったら嬉しいですね」
映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』は、10月7日(土)より、シネリーブル池袋/ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場 ほか全国ロードショー。なお、黒羽麻璃央のインタビュー全文は、オーディション情報サイト『Deview/デビュー』に掲載中(下記URL参照)。
【黒羽麻璃央インタビュー全文】
https://deview.co.jp/Interview?am_interview_id=531
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2017/10/06