女優の米倉涼子が主演するテレビ朝日系ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』（12日スタート、毎週木曜　後9：00※初回15分拡大）の制作発表記者会見が3日、東京・六本木の同局で行われ、メインキャストが勢ぞろいした。

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　2012年10月にスタートした第1シリーズから5年。第5シリーズの放送開始を目前に控え、米倉は「きょうこの日まで大門未知子を演じ続けているとは思いもよらなかった。街を歩いているときなどの反響がものすごくうれしくて、自分が思っている以上に私って大門未知子なんだって」と、改めて感慨を語った。

　これまで第1シリーズ（全8話）、13年に第2シリーズ（全9話）、14年に第3シリーズ（全11話）、16年7月にスペシャル、16年に第4シリーズ（全11話）が放送され、米倉演じる大門未知子の決めぜりふ「私、失敗しないので」の登場回数は70回。

　この日の会見では、この数を当てるクイズに登壇者がチャレンジし、正解に最も近い「69」と答えた西田敏行に、劇中でたびたび登場する鉄板料理店（東京・銀座の銀座うかい亭）の極上のサーロインステーキが振る舞われた。ちなみに用意されたのは鳥取の契約牧場で手塩にかけて育てた和牛の18万円相当分（約750グラム×2）。

　新シリーズの撮影でもすでに2回、同店を訪れている西田は「第二の仕事場みたいなものだから、ヘッへ」と、食べ慣れている高級肉を口にして「言葉いらないですね〜。格別です」と、目を細めた。劇中でほとんど食べる機会がない米倉にも「あ〜ん」と一切れおすそ分け。実は、「72」と答えて2番目に正解に近かったのが、東帝大学病院外科副部長・海老名敬役の遠藤憲一。これに気付いた米倉が「やっぱり、残念な役回り」と、いじると、遠藤にも一切れ差し出され、満面の笑みで「ぐーー！」。さらに、神原名医紹介所の所長・神原晶役の岸部一徳も西田から「あ〜ん」と、高級肉を一口にしていた。

　会見には、サッカー女子日本代表なでしこジャパンで活躍した澤穂希さんがサプライズゲストとして登壇し、青いバラの花束を米倉に手渡し、「いつもサッカーやなでしこジャパンに置き換えながら観ていました。なでしこのメンバーも皆、個性的で、いろいろありながらも試合に勝つという目標に向かって、力を合わせてきたので、個性的な先生方がいろいろありながらも力を合わせて、患者の命を救っていくドラマに共感していました。新シリーズも楽しみにしています」と、メッセージを送っていた。

　会見にはほかに、永山絢斗、内田有紀、鈴木浩介、田中圭、是永瞳、久住小春、陣内孝則、段田安則、草刈正雄が出席した。