1月期に放送・配信されたアニメ『鬼平』全13話から厳選した4話を映画館の大スクリーンで一挙上映する「鬼平ナイト」が21日、東京・テアトル新宿で開催された。今回のようなイベントが実現したことを前向きにとらえ、主人公・長谷川平蔵の声を担当した声優の堀内賢雄は「まだまだ終わったわけではありません。これからも鬼平ワールド広げていきたい」と、アニメシリーズ続編への期待をにじませていた。 戦後の日本を代表する作家・池波正太郎の人気時代小説シリーズ『鬼平犯科帳』(文藝春秋)の発刊50周年を記念して初めてアニメ化された作品。江戸を舞台に「火付盗賊改方」という現代の警察に相当する、罪人を取り締まる役職についた長谷川平蔵が、悪党たちを裁いていく姿を描く。二代目中村吉右衛門主演で150本ものテレビドラマが作られ、親しまれてきた。
2017/09/21