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内田理央、舞台でプロレスに挑戦「そんなに自分を守る姿勢はないんです」

 ドラマ、映画、バラエティ、モデルと幅広く間断なく活躍し、男女問わず人気の高い内田理央。10月には久々の舞台『チョップ、ギロチン、垂直落下』で女子プロレスラー役に挑む。舞台では生でプロレス技も見せるとのことで、道場で特訓中の彼女をオーディション情報サイト「デビュー」が直撃した。

舞台『チョップ、ギロチン、垂直落下』で女子プロレスラー役に挑む内田理央(撮影/厚地健太郎)

舞台『チョップ、ギロチン、垂直落下』で女子プロレスラー役に挑む内田理央(撮影/厚地健太郎)

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【内田理央インタビュー】

◆「よく『どこに向かっているの?』と言われます(笑)。でもグラビアをずっとやっていたから、そんなに自分を守る姿勢はないんです」

――もともとプロレスに興味はなかったそうですね。

【内田理央】「無縁でした。テレビでも観たことがなかったくらいで」

――観てないなりに、何かプロレスのイメージはありました?

【内田理央】「アントニオ猪木さんとかのイメージです。赤いタオルに黒いタイツ、みたいな。それで、ぶつかり合う?」

――同じレプロ所属の高田延彦さんも元プロレスラーです。

【内田理央】「高田さんはテレビのイメージが強すぎて(笑)。プロレスラーだったことは知ってましたけど、本当にすごかったんだと最近年上の人から聞きました。勝手にバラエティの方だと思っていて、すいません(笑)」

――『チョップ、ギロチン、垂直落下』でプロレスラー役をやると決まってからは、勉強のために観たりも?

【内田理央】「両国国技館に新日本プロレスを観に行きました。めっちゃ面白かったです。何も知らない私でも盛り上がっちゃったし、会場の熱気がすごくて! みんなで掛け声を合わせたり一体になる感じで、そのなかで必殺技が出る。私のなかでは『ドラゴンボール』みたいだと思いました」

――天下一武闘会みたいな。

【内田理央】「バーンとやったらバーンとふっ飛んで! 飛んで攻撃したりするのも見たことなくて」

――特に目を引く選手はいましたか?

【内田理央】「オカダ・カズチカ選手がすごく強いと聞いていたんですけど、私が観た試合ではケガもあって負けちゃったんですよ。それがショックでした。ボコボコにされるのを見て『頑張れー!』と思って、余計気になりました」

――プロレスにハマりそうな気もしました?

【内田理央】「それはありました。レスラーさんはみんな個性があって、チェーンを持ってくる人とかコミカルな感じに戦う人とかいろいろいて、応援する選手を見つけたら、もっと楽しめる印象でした」

――舞台に向けて、理央さんもプロレス道場で2週間稽古をしているそうですが。

【内田理央】「受け身と筋トレから始めて、ロープを使う飛び技以外は結構やってます」

――ポスターにはコブラツイストをかけている写真が使われていますが。

【内田理央】「あれは練習をする前で適当にやっていたので(笑)。今見ると『もっとちゃんとできたな』という。他には卍固めとか、逆エビとか、持ち上げるの(バックブリーカー)とか習いました。あと、キック技もちょっと」

――ブログには「毎日身体が筋肉痛」とありました。

【内田理央】「重心を下げた体勢を維持しなきゃいけないから、足腰に結構きます。階段を上るのも辛い(笑)。腹筋や筋トレも毎回するので、もう全身が痛いです」

――アクションものは以前にもやったことがありましたよね?

【内田理央】「でも、映像だったので。正直ずっと動いていて撮るわけでなく、一発ごとだったり。筋トレもしてなかったし、とにかくその場を乗り切る感じでやっていたんです。今回は生の舞台ということで、アクシデントがあるかもしれないし、ケガにも繋がりかねない。そういう意味では、やっぱり怖いですね」

――運動神経は良いんですか?

【内田理央】「いやー、悪いんですよ。学校の体育も休みがちで、体育祭もできれば出たくなかったくらい。だから今、高い壁が立ちはだかっています」

――理央さんはそんなにきれいなんだから美人女優路線で行けば……とも思いますが、ふんどしになったり、今回みたいに体を張ったり。

【内田理央】「よく『どこに向かっているの?』と言われます(笑)。もともとグラビアをずっとやっていたから、そんなに自分を守る姿勢はないし、そこまで考えてないし(笑)」

――「何でもやる」的なチャレンジ精神もあって?

【内田理央】「やらせていただけることは、なるべくやりたいです。今回の舞台のお話も最初はビックリしたし、『生でプロレスなんてできるの? 危なくないですか?』というところから入りました。心配性なので。だからこそ今、一生懸命練習しているのかもしれません」

――もともと女優のキャリアは舞台から始めているんですよね?

【内田理央】「最初はアイドルの舞台でした」

――本数もかなりこなして。

【内田理央】「テレビに出てない頃は、ずっと舞台とグラビアをやってました。とは言っても、本格的な演劇ではなかったので(笑)。出演者はアイドルやグラビアの子たちが中心で、お芝居をメインにしている人は誰もいなくて、そのころは私のモチベーションもそんなにお芝居に向いてなかったと思います。できなくて当然。でも頑張ろう……という感じの舞台でした」

――“頑張っている姿を見せる”という、アイドル演劇的な?

【内田理央】「そう。お客さんもお芝居を観に来るというより、アイドルを見に来ていて。だから、今回は全然違うと思います。『子供鉅人』さんという劇団に客演で入るんですけど、劇団員の皆さんは本当にお芝居をやりたくてやっている方たちだから。初めて観たとき、自分がいかに楽しんでやっていないかがわかりました」

――昔、舞台に出ていたときは?

【内田理央】「ううん、今も。私はとにかく『来たお仕事を全うしよう』という気持ちのほうが強かったんです。『期待に応えるために頑張ろう』みたいな。でも劇団さんのお芝居を観ると、楽しくてやりたい気持ちが先にあって動いている感じがすごくしたんです」

――心の底からお芝居をしたい気持ちが溢れ出ていて?

【内田理央】「そう、そう。そのなかに私が入ったら『活き活きしてない……』みたいになっちゃう。もちろん私もドラマや映画で演技をするなかで楽しさは感じていましたけど、『できなかったらヤバイ。ついていこう』となってしまって。劇団の皆さんを見ていると、できなかったとしても『楽しくやろう』と、まず好奇心で動くんです。『うわーっ!』と思いました。私に足りないのはそこだと。きっといろいろなことを経験して、年も取って(笑)、一番大切な“仕事も楽しくやる”ことを忘れていたなと、そういうことに気付かされました」

 浅草九劇こけら落とし公演 劇団子供鉅人本公演ニューカウント vol.7『チョップ、ギロチン、垂直落下』は大阪公演が10月17日(火)〜23日(月) HEP HALL、東京公演が11月6日(月)〜19日(日) 浅草九劇にて。

 なお、内田理央のロングインタビュー全文は、オーディション情報サイト『Deview/デビュー』に掲載中(下記URL参照)。

【内田理央 インタビュー全文】
https://deview.co.jp/X_topinterview_170920

また内田理央が所属するレプロエンタテインメントとデビューがコラボした『2017年4クールオーディション』〜芸術の秋!舞台『ローファーズハイ!!』&『シャフ』出演キャスト大募集!!〜が応募を受付中。

【応募要項】
https://deview.co.jp/Audition/Overview?am_audition_id=22062

◆内田理央(うちだ・りお)プロフィール
1991年9月27日生まれ、東京都出身。レプロエンタテインメント所属。 『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系)にてヒロイン役を演じ知名度を上げ、映画『血まみれスケバンチェーンソー』で映画初主演。ドラマ24『侠飯〜おとこめし〜』(テレビ東京他)ヒロイン役で出演や、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS 系)に出演し注目を集める。2017年、ドラマ・映画『トモダチゲーム』でヒロインを務め、『将棋めし』(フジテレビ)で連続ドラマ初主演を果たす。雑誌『MORE』専属モデル。

撮影/厚地健太郎 取材・文/斉藤貴志

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  • 『チョップ、ギロチン、垂直落下』は大阪公演が10月17日(火)〜23日(月) HEP HALL、東京公演が11月6日(月)〜19日(日) 浅草九劇にて。

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