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予期せぬ“人間の退化”が… 映画『猿の惑星:聖戦記』予告編

 高度な知能を得た猿たちの反乱、人類の文明崩壊、そして猿と人類の戦争という衝撃的なストーリーを描く『猿の惑星』シリーズ。最新作『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(10月13日公開)の予告編が4日、解禁された。

『猿の惑星:聖戦記』の予告編が公開 (C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

『猿の惑星:聖戦記』の予告編が公開 (C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

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 到着した映像では、人間と一緒に暮らしていた赤ん坊の猿・シーザーが、絶滅の危機に瀕した人間の一部と信頼関係を築きつつも、猿と人間が激しく衝突してきたこれまでが描かれる。そして、猿と人類が全面戦争になだれ込んでから2年後の世界。森の奥深くに秘密の砦を築いたシーザーは、冷酷非情な大佐の奇襲によって妻子を殺され、悲しみのどん底に突き落とされる。

 大勢の仲間を新天地へ向かわせ、復讐の旅に出たシーザーは、その道中に口のきけない謎めいた人間の少女ノバと出会う。やがて大佐のアジトである巨大要塞にたどり着くシーザーだったが、復讐の念に囚われて我を見失った彼は絶体絶命の危機を招いてしまう。一方で、動物園出身のバッド・エイプは「人間は病気になった」とシーザーたちに告げ、人類には予期せぬ退化の兆候が現れる…。シーザーが愛する仲間のために下した最後の決断とは? そして、少女ノバがもたらすものとは?

 製作を務めたピーター・チャーニン氏は「ウディ(・ハレルソン)が演じる大佐を見ると彼は悪役ではなく、人間を救うために“聖戦”を戦っていると信じた男のように見える。大佐はシーザーを称賛し、深く尊敬している。なぜならシーザーと同じく、彼も自分の魂の闇を見ているからだ」と分析。シーザーを演じたアンディ・サーキスも、「シーザーと大佐は激しく衝突する別の種のリーダーであるとはいえ、互いを理解している。両者の間には奇妙な尊敬の気持ちがある」と語っている。

 前作に引き続きメガホンをとったマット・リーヴス監督は「本作のスケールはシリーズのどの映画よりも大きいが、一方で中心となる核はそのまま維持している。つまりシーザーと猿たちに関係する感動のストーリーということだ」と明かしており、新たな支配者が決する激動のドラマにも期待がかかる。

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