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藤山扇治郎、祖父・寛美さん代表作をリメイク「緊張と不安と、楽しみでもある」

 昭和の喜劇王・藤山寛美さん(享年・60)の孫で俳優の藤山扇治郎(30)が2日、都内で行われた『松竹新喜劇新秋公演』の記者会見に出席した。

『松竹新喜劇新秋公演』の記者会見に出席した藤山扇治郎

『松竹新喜劇新秋公演』の記者会見に出席した藤山扇治郎

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 9月7日から24日まで、東京・新橋演舞場で上演される同舞台。演目は昼の部『新・親バカ子バカ』『帰って来た男』、夜の部『鼓(つづみ)』『お染風邪久松留守』の計4作のラインナップとなる。

 中でも『親バカ子バカ』は、寛美さんの代表作として親しまれている。扇治郎は「松竹新喜劇に入団して4年目。おじいさん(藤山寛美)が演じていたものをリメイクし、平成の『親バカ子バカ』をやらせていただきます。(この演目を)初めて新橋演舞場でさせていただくので半分緊張と不安と、楽しみでもあります」と並々ならぬ思いを吐露。

 続けて「新橋演舞場はとても広い劇場で観に来てくださるお客様も昔からのお客様と若い方にもお越しいただける劇場ですので、喜んでもらえるように自分でも練り直します」とリメイク版への意気込みを語った。

 会見にはそのほか、松竹新喜劇代表の渋谷天外(62)、俳優の高田次郎(85)、二代目渋谷天笑を襲名する胡蝶英治(33)が出席。天外は「今回は松竹新喜劇の名作と『親バカ子バカ』をリニューアルいたしまして、東京の皆様にお土産として持ってまいりました。皆様のお力をいただき良い舞台に仕上がることと思います。よろしくお願い致します」と力強く呼びかけている。

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  • 『松竹新喜劇新秋公演』の記者会見に出席した藤山扇治郎
  • 『松竹新喜劇新秋公演』の記者会見に出席した(左から)胡蝶英治、藤山扇治郎、渋谷天外、田次郎

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