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真田広之、撮影で4時間吊られ「流石にキツイ」

 俳優の真田広之(56)が12日、都内で行われた映画『ライフ』(7月8日公開)のプレミア試写会に出席した。

映画『ライフ』のプレミア試写会に参加した真田広之

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 同作は、火星で発見された未知なる生命体を調査している宇宙飛行士6人が、無重力の宇宙船内で直面する恐怖と死闘を描いたSFホラー映画。真田はたった6人しかいない宇宙飛行士の一人、ショウ・ムラカミを演じている。

 ハリウッドを拠点に活躍を続ける真田が、日本に帰国して公の場に姿をあらわすのは久しぶりとあり、観客の大きな拍手で迎えられると「きょうは日本の皆さんに初めてこの作品を見ていただけるということで、6人の宇宙飛行士を代表してやってきました」とあいさつ。

 「あしたにでも起こりうるような現実味のある話をストレートに描いていて、そういった題材の作品に一人の俳優として参加できて光栄でした」としみじみ語り、リアリティーあふれる国際宇宙ステーションのセットについては「生活空間も含めて、実際の国際宇宙ステーションをすべて再現しました。宇宙ものなのに合成用のグリーンスクリーンがなく、360度どこを見渡しても実際にそのものがあるという贅沢な空間でした」と舞台裏を明かした。

 また、無重力(=宙に浮いた状態)の撮影を振り返り「衣装の中にハーネスを仕込んでのワイヤーアクションでした。最長で4時間もハーネスに吊られっぱなしのときは流石にキツイなと思いましたけど。(日本の国旗のワッペンが入った衣装の)肩の日の丸を見て、負けてられないなと思ってやりました」と苦労も告白した。

 イベントでは「もしも自身が地球外生命体に遭遇したときには?」という質問も飛び「最近、地球に似た惑星が発見されましたし、ますますこの映画が現実味を帯びてきているなと感じますが、そうですね、会ってみたいという気持ちはあります」とにっこり。「けどまずは遠目で見て、人類にとって危険な存在ではないかを見極めて、それからごあいさつですかね(笑)」と笑いを誘っていた。

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