ここ数年、快適かつラグジュアリーな雰囲気のアウトドアを楽しむスタイル“グランピング”が流行しているが、この人気に伴って年々シェアを拡大しているのが、キャンピングカー市場だ。実用面での進化はもちろん、高級感もプラスした魅力的なキャンピングカーが続々と登場している。 コンセプトカーなので商品化は未定だが、2月に行われた『ジャパンキャンピングカーショー2017』にて注目を集めたのは、日産自動車の「NV350キャラバン・リチウムイオンバッテリー搭載グランピングカー」。白と茶色を基調とした上質な内装に加え、液晶テレビ、電子レンジ、冷蔵庫、IH調理器、大型エアコンなど十分なスペックを備えている。床は傷つきにくい加工がされており、水や汚れも簡単に取り除くことが可能。そして、なにより電気自動車のEV技術を活用し、リチウムイオンバッテリーシステムを搭載したことで12キロワットもの電気が使えるのが心強い。アウトドアシーンにおいて、電気を自由に使用できるメリットは大きい。
2017/06/05