村上春樹氏の長編小説『騎士団長殺し-第1部 顕れるイデア編-』(新潮社/2月発売)が、上半期(集計期間:2016年11月21日〜2017年5月21日)で47.5万部を売り上げ、『オリコン 2017年 上半期“本”ランキング』の総合部門にあたる「BOOK部門」で2017年上半期1位に輝いた。 同部門で文芸作品が1位となるのは、2013年上半期に85.4万部を売り上げた同じく村上氏の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋/13年4月発売)以来4年ぶり。2008年より集計・発表開始の『上半期“本”ランキング』において、文芸作品による2度目の総合1位獲得および同一著者による2度目の総合1位獲得は、今回が初の快挙となった。
2017/06/01