俳優のジョニー・デップが12日、中国・上海市内のホテルで開催された映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(7月1日公開)の記者会見に出席した。キャプテン・ジャック・スパロウを演じて、同作で5回目。デップは「ジャックを演じていると、すごく安心していられるんだ」と最大の“当たり役”と言ってもいいジャックへの思いを語った。 2003年に公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で初登場したキャプテン・ジャック・スパロウは観る人にとって、史上最高の海賊または史上最低の海賊のどちらかに意見が分かれるタイプのアンチヒーロー。どちらにしても世界中から愛される存在となったジャックを中心に繰り広げられる海賊たちの物語は、コメディーあり、アドベンチャーあり、ロマンスありで世界的に大ヒット。3本の続編、『デッドマンズ・チェスト』(06年)、『ワールドエンド』(07年)、『生命の泉』(11年)もすべて1作目を上回る記録を残している。
2017/05/13