2年ぶりに再演されるミュージカル『RENT』製作発表会が5日、都内で行われ、前回より続投する俳優の村井良大、CHEMISTRYの堂珍嘉邦、超新星のユナクらが出席。それぞれ、意気込みを語った。

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　同ミュージカルは、1830年頃のパリの下町を題材にしたプッチーニのオペラ「ラ・ポエーム」をベースに20世紀末のニューヨーク、イースト・ヴィレッジに舞台を置き換え、当時の若者の生き方や世相を描く。

　2015年版に引き続きマークを演じる村井は「前回も座長として立たせてもらったけれど、まとめなきゃっていうのもなかったし、みんなの個性をすべて受け入れて毎日を楽しんでいた。この作品に関しては、楽しむことが大事」と振り返り、「公演数も長いし、けいこもすごく大変。でも、つらいなって思ったことは一度もない。作品が持つパワーが背中を押してくれる」と力を込めた。

　ロジャー役を続投する堂珍は「カンパニーを一つにするために、裏ではふざけていようかなと思う。皆さんと一つになることがお客様への恩返しだと思う。しっかりやっていきたい」とコメント。Wキャストでロジャーを演じるユナクも「前回は緊張して何がなんだかわからなかったけれど、2年前とは違うもっといいロジャーを見せることをこの場で約束します」と宣言した。

　同作で初ミュージカルに挑む紗羅マリーは「若い頃からお仕事してきて、学生時代をあまり経験していないので、ここで青春を取り戻したい。みんなでスイカ食べたり花火したり、クラスメイトみたいに楽しくやっていけたらと思います」とあいさつ。CODE-VのNALAWは「きのう、CODE-Vの一人（ウシク）が脱退を発表したので、落ち込んでいるファンの皆さんに“まだまだ続いて歌いますよ”っていうメッセージも伝えられるよう参加したい」と前を向いた。

　そのほか、青野紗穂、ジェニファー、光永泰一朗、平間壮一、丘山晴己、上木彩矢、宮本美季、新井俊一、千葉直生、小林由佳、MARU、奈良木浚赫、岡本悠紀が出席。7月2日より東京・シアタークリエにて上演後、愛知、大阪、福岡を巡る。この日は、劇中で歌われる「Seasons of Love」「Another Day」「I'll Cover You Reprise」を披露した。

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