『第40回日本アカデミー賞』の授賞式が3日、都内で開催され、宮沢りえ(43)が映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(中野量太監督)で最優秀主演女優賞を受賞した。宮沢が最優秀主演女優賞を受賞するのは、『たそがれ清兵衛』、『紙の月』に続いて3度目となる。
同作では、末期がんで残り2カ月の命と宣告される双葉を熱演した。舞台出演のため発表の際には不在となり、事前に放送された映像では「近頃は役を演じるというより、一つひとつの役が自分を通過して爪痕をつけていく感じがして、双葉という役も大きな爪痕を残していきました」とコメント。「生きることの貴重さ、こうして皆さまの前で称えられることのありがたさ、いろんなことを教えてもらっている気がします」と話していた。
代理でブロンズを受け取った中野監督は、宮沢の出演作『ぼくらの七日間戦争』が自身の映画体験の原点だったと明かし、「僕に映画を教えてくれたりえさんと映画をやることになって、本当にうれしかったのを覚えています」と笑顔で宮沢の受賞を喜んだ。
同作では、末期がんで残り2カ月の命と宣告される双葉を熱演した。舞台出演のため発表の際には不在となり、事前に放送された映像では「近頃は役を演じるというより、一つひとつの役が自分を通過して爪痕をつけていく感じがして、双葉という役も大きな爪痕を残していきました」とコメント。「生きることの貴重さ、こうして皆さまの前で称えられることのありがたさ、いろんなことを教えてもらっている気がします」と話していた。
代理でブロンズを受け取った中野監督は、宮沢の出演作『ぼくらの七日間戦争』が自身の映画体験の原点だったと明かし、「僕に映画を教えてくれたりえさんと映画をやることになって、本当にうれしかったのを覚えています」と笑顔で宮沢の受賞を喜んだ。

2017/03/03