シンガー・ソングライターの槇原敬之が家族同然に暮らしている犬と猫をモチーフにした11匹の個性豊かなキャラクターが登場するショートアニメーション『ぶっぷな毎日』が、関西テレビの音楽番組『ミュージャック』（毎週金曜　深1：55〜2：25※関西ローカル）内で3月10日から放送される。

【写真】その他の写真を見る

　ピアノが上手で、どうやら音楽関係の仕事をしているらしいご主人様と、平和に暮らす10匹のワンちゃんたち。そこに、1匹の猫が仲間入りしたその日から、彼らの何でもない毎日があわただしくなって…。

　ご主人様のおひざで寝られる権利をかけて争いが勃発!?　ときに熱く語り合ったり、ときにくだらないことで言い争ったり。日常のドタバタ劇から、ちょっと感動する話、シュールなネタまで、バラエティーに富んだストーリーを展開する。タイトルにもある「ぶっぷ」とは、アニメ内で登場するフレンチブルドッグの鳴き声から来た言葉。

　声の主演は、『ラブライブ！ School idol project』の絢瀬絵里役などで知られる南條愛乃。さらに、飯田里穂、津久井彩文の出演が決定。主題歌はメイン声優3人が槇原のヒット曲「No.１」をカバーする。

　槇原は「ご覧の通り、 とにかくキャラクターがめっちゃかわいいんですよ！　最初、うちの犬や猫をアニメにするなんて聞いたときは、とんでもないことを考えるなぁと思いましたが（笑）、かわいくデザインしてもらい、まさに飼い主冥利に尽きるというものです」と喜びのコメント。

　エピソードについても「『もしかして、うちの家を覗いてるんじゃないの？（笑）』と思ってしまうような描写も多くて、うちの子たちがしゃべることができたら、きっとこんなふうにケンカしたり遊んだりしているのだろうなぁと夢想しちゃいました」と共感しており、「とても楽しいアニメがはじまりますので、ぜひみなさんに気に入っていただけるとうれしいです」と呼びかけた。

■第1話ストーリー

　どっちがご主人様のおひざで寝るかを言い争っている犬（フレンチブルドッグ）のケンタ（津久井）とゆんぼ（飯田）。そこに、猫（エキゾチックショートヘア）のドラ（南條）が現れて、「お兄ちゃん」たちを諭す。「おひざはみんなのものよ」。それを聞いたケンタとゆんぼは深く反省。「独り占めはよくないね」。反省するケンタとゆんぼがふと気付くと、さっきまでそこにいたドラがいない。心配する2匹がふと上を見上げると、ご主人様のおひざで気持ちよさそうに寝ているドラを発見するのだった。