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山路和弘、『BFG』で“優しい巨人”熱演「こんなにほんわかした役はなかなかない」

 スティーブン・スピルバーグ監督がディズニーと初タッグを組んだ映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』で、優しい巨人BFGの日本語版声優を務めた山路和弘。英俳優ジェイソン・ステイサムの吹き替えなどで知られ、これまで『007 スペクター』のクリストフ・ヴァルツ、『ONE PIECE FILM GOLD』のギルド・テゾーロなど、渋みのある声を生かして悪役を演じることも多かったが、今回は新たな一面をのぞかせる親しみあるキャラクターを熱演。アフレコ時のエピソードや、作品について語ってもらった。

映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』で、優しい巨人BFGの日本語版声優を務めた山路和弘

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 同作は、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダール氏の小説『オ・ヤサシ巨人BFG』を実写化。ロンドンの児童養護施設に暮らす好奇心旺盛だが孤独な少女ソフィーと、ソフィーを巨人の国に連れて来た巨人BFGの友情を描く。本田望結がソフィー役で声優に初挑戦し、山路も日本語版ならではの魅力を「やはり本田望結ちゃんのかわゆさ」とあげている。

 「最近イイ人も演じるんですよ〜」という山路だが、BFG役は本人も「こんなにほんわかした役はなかなかありません」と語る“レア”なキャスティング。アフレコを経て「顔が変わったんじゃないかな…なんてフッと思う帰り道でした」と話している。

 BFGの声を演じるときのポイントは「ややドヤ感を出しながら、変な言い回しを正しいと信じてしゃべること」。「ステッキな夢(ステキな夢)」「イチャゴ(イチゴ)」など、不思議な言い間違いをしてしまう特徴があるため、「正しい言葉まで一文字違いでしゃべってしまう場面が多々ありました」と苦労もあったが、BFGの愛らしさをより引き立てる山路の声の“魔法”は同作でも健在。その“声”を保つ秘訣に迫るも「う〜ん、だんだん疲弊してきてますね。元々悪声ですが」と謙遜し、「あと何年くらい保ちますかね〜」と冗談めかして笑っていた。

 映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のブルーレイ(デジタルコピー付き)&DVDは1月18日発売。先行デジタル配信中。

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  • 映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』ブルーレイ(デジタルコピー付き)&DVDは1月18日発売 (C)2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Disney Enterprises, Inc.
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