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新生『THE MANZAI』、芸人を熱くさせる演出 ビートたけしも太鼓判「日本最高クラスの漫才」

 人気・実力を兼ね備えた漫才師たちが、とっておきのネタを披露する“年に一度の漫才の祭典”『Cygames THE MANZAI 2016 プレミアマスターズ』が、きょう18日に放送される。2011年にコンテスト形式として29年ぶりに復活した同番組だが、昨年より“ネタ見せ番組”としてリニューアル。ネタ番組の減少が嘆かれる中、テレビで活躍している売れっ子芸人たちが新ネタを披露するなど、ほかのバラエティー番組では見ることのできない漫才師としての一面を見ることができる貴重な場として話題となった。

『THE MANZAI 2016』のMCを務める(左から)“最高顧問”のビートたけしとナインティナイン (C)フジテレビ

『THE MANZAI 2016』のMCを務める(左から)“最高顧問”のビートたけしとナインティナイン (C)フジテレビ

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 出演できるのは、番組の実行委員会が選出した人気・実力を兼ね備えた漫才の名手(マスター)だけ。今回の出演者には、サンドウィッチマンチュートリアル中川家博多華丸・大吉爆笑問題といった実力派がズラリと並ぶ。最高顧問を務めるビートたけしも、出演芸人たちの力量について「今の日本の漫才界のトップだと思います。これを見て育った漫才師たちはもっといいものを作ってくるかもしれませんが、現時点での最高クラスの人間の漫才を楽しみにしてもらえればと思います」と太鼓判を押す。

 10日に放送された事前番組『Cygames THE MANZAI 2016 プレマスターズ』では、若手お笑いコンビ15組が漫才を披露。その中から「THE MANZAI実行委員会」が選んだ“若手勝ち抜き枠”として、タイムマシーン3号とミキの2組も本編に出演することが決定。1980年から数年間放送されて「MANZAIブーム」の火付け役となった先代へのリスペクトを忘れず、東西きっての漫才師たちをズラリと並べる一方で、ネタ見せ番組の醍醐味である「若手発掘」にも力を注いでいる。

 こうしたキャスティングもさることながら、たけしからの“招待状”が届いて出演を知るという心憎い演出も芸人たちの気持ちを熱くさせる要因のひとつ。演出を手がける同局の藪木健太郎氏は、このほど『オンバト+』や『松本人志のコントMHK』などを手がけたNHKの松井修平氏との対談を行った際「『THE MANZAI』は、形を変えて2年目になるのですが、年に1度の誰もが見たいと思う漫才師の方たちが集まって、最高の漫才と銘打ってやっていまして、今年もそれに違わぬメンバーに集まっていただきました」とアピール。その上で、体を前に乗り出しながら次のように呼びかけた。

「芸人の皆さんが、ちょっとずつ前のめりになりながら取り組んでくれているのを感じながら、収録を終えました。どこを見ても面白い、笑える3時間になっていると思いますので、ぜひ観ていただけたらなと思います。感動も教養もひとつもありませんけど、笑うだけの3時間を楽しんでいただけたらうれしいです」。楽しくなければテレビじゃない…かつてこのキャッチフレーズで一時代を築き上げたフジテレビに、再び勢いを取り戻すために必要な熱さが、新生『THE MANZAI』にはある。

■『Cygames THE MANZAI 2016 プレミアマスターズ』
放送日時:12月18日(日)午後7:00〜9:54
MC:ナインティナイン、ビートたけし(最高顧問)
出演者(五十音順):海原やすよともこウーマンラッシュアワーおぎやはぎキャイ〜ン銀シャリ、サンドウィッチマン、スピードワゴン、タイムマシーン3号、タカアンドトシ千鳥、チュートリアル、トレンディエンジェルナイツ、中川家、博多華丸・大吉、爆笑問題、ハマカーンパンクブーブーフットボールアワーますだおかだ、ミキ、矢野・兵動笑い飯ほか

関連写真

  • 『THE MANZAI 2016』のMCを務める(左から)“最高顧問”のビートたけしとナインティナイン (C)フジテレビ
  • 『THE MANZAI 2015 プレミアマスターズ』にM-1王者の銀シャリが参戦決定(C)フジテレビ
  • 『オンバト+』などを手がけたNHKの松井修平氏(左)との対談を行った『THE MANZAI』演出のフジテレビ・藪木健太郎氏 (C)ORICON NewS inc.

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