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フル3DCG『サイボーグ009』監督&キャストが魅力を力説 河本啓佑「島村ジョーになりきった」

 フル3DCGアニメ映画『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』のトークイベントが9日、都内で開催。主人公の島村ジョー(009)を演じる河本啓佑、カタリーナ・カネッティ役の牧野由依、柿本広大監督が登壇し、同日に公開がスタートした第3章の見どころを力説した。

トークショーを行った(左から)牧野由依、河本啓佑、柿本広大監督(C)2016 「CYBORG009」製作委員会

トークショーを行った(左から)牧野由依、河本啓佑、柿本広大監督(C)2016 「CYBORG009」製作委員会

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 大役を務めた感想について、河本は「僕の声優人生においても、これほどの大作で島村ジョーという役を与えていただいたということは非常に光栄なことでした。エンドロールで自分の名前が流れた時に涙が止めどなく流れました」としみじみ。「収録に挑む際は、集中して島村ジョーになりきって演じきれた。怒涛の展開でゼロゼロナンバーサイボーグたちが戦いを繰り広げるなか、ジョーはある答えを出すところが見所です」と呼びかけた。

 一方の牧野は「今回の作品で私は、正しいと思うことをやり遂げるのは、つらさや悲しさ、切なさがあることなんだと教えてもらいました」と作品の奥深さを熱弁。「初登場の時、このつかみ所のない人をどうつかんでいこうか、という思いがありました」と苦悩を明かしながら「軍人でちょっとのことでは微動だにしない鋼の女の、ちょっとした表情の変化を読み取っていただきたいです」と見どころをアピールした。

 キャストやスタッフが放つ熱を間近で感じていた柿本監督は「もっと長く作り続けたいなと思いました」と本音を吐露。それでも「4章5章と続けても面白いものになるかと思ったのですが、やはりこの第3章で終わるのがこの作品の有終の美となるかと思い、今回のクライマックスとなりました。各キャストの方々や、スタッフの皆さんなど、いろいろな方々に支えられて作ることができました。僕自身に対しても自信がついた作品です」と手応えをにじませていた。

 同作は、1964年に連載をスタートさせ、漫画誌・新聞など16媒体で掲載された石ノ森章太郎さんによる不朽の名作『サイボーグ009』が原作。映像化50周年記念として製作された新作は、総監督を神山健治氏、監督を柿本氏が担当し、全3章で、先月25日から各章2週間限定で上映されている。

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  • トークショーを行った(左から)牧野由依、河本啓佑、柿本広大監督(C)2016 「CYBORG009」製作委員会
  • 河本啓佑が一日店長に(C)2016 「CYBORG009」製作委員会
  • 西武渋谷店にて開催中のPOP UPショップの様子(C)2016 「CYBORG009」製作委員会
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