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國村隼、韓国・青龍映画賞での外国人俳優初W受賞に喜びのコメント「どのように存在感を示すのかわかった」

 韓国映画『哭声/コクソン』に出演し、第37回青龍映画賞の男優助演賞と人気スター賞をW受賞した俳優の國村隼が喜びのコメントを寄せた。同映画賞37年の歴史のなかで外国人俳優がノミネートされるのは全部門を通して史上2度目となり、受賞は初の快挙となる。

青龍映画賞授賞式のステージに立った國村隼。男優助演賞と人気スター賞をW受賞した

青龍映画賞授賞式のステージに立った國村隼。男優助演賞と人気スター賞をW受賞した

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 授賞式に参加した國村は、男優助演賞受賞の壇上で「韓国で初めて撮った映画でこんなふうに賞をもらえるとは思っていませんでした。日本で韓国映画を観ていて思っていたことがありました。“どうして韓国映画はパワフルなのか、韓国の俳優の存在感はすごいのか”。私は映画を撮るとき、いつもこのようなことを考えています。“どのようにしてフレームの中でどのように生きようとするか、存在感を示すのか”と。韓国映画を観て思いました。ナ・ホンジン監督が日本に来て一緒にやろうよと言ってくれました。そして韓国に来てわかったんです。韓国の現場は監督を頂点として俳優やスタッフがプライドを持って映画を作っていました。俳優とスタッフの高いプライドが韓国映画の原動力だと思いました。韓国映画が素晴らしいのは、素晴らしいお客さんがいるからと思いました。賞をいただき本当にありがとうございました」とコメントし、観客の歓声に応えた。

 青龍映画賞は、韓国でもっとも権威があるとされる映画の祭典。受賞部門は、一般投票で選ばれる人気スター賞も含めて全18部門。『哭声/コクソン』は、國村の男優助演賞、人気スター賞のほかにも、監督賞(ナ・ホンジン)、音楽賞(チャン・ヨンギュ&タルパラン)、編集賞(キム・ソンミン)の本年度最多となる計5部門を受賞した。なお、ノミネートでは、男優助演賞、最優秀作品賞、監督賞、男優主演賞、女優助演賞、新人女優賞、音楽賞、美術賞、脚本賞、編集賞、撮影照明賞と本年度最多の11部門に選ばれていた。

 『哭声/コクソン』は、残虐な家族殺害事件が多発しはじめる田舎の村を舞台に、謎めいた噂とともに混乱の渦に巻き込まれる村人たちのなかで、その裏でうごめく存在の正体がじわじわと明らかになっていくオカルトチックなサスペンス・ホラーの衝撃作。今年のカンヌ映画祭での上演が現地で大きな話題になり、その後の韓国公開では観客動員700万人に迫る大ヒットを記録。10月に開催された釜山国際映画祭での國村のトークイベントには会場の外まで大勢の映画ファンがつめかけ、熱心に質問を投げかける姿が見られた。

 日本では、2017年3月11日より公開される。

関連写真

  • 青龍映画賞授賞式のステージに立った國村隼。男優助演賞と人気スター賞をW受賞した
  • 青龍映画賞(レッドカーペット).JPG
  • 『哭声/コクソン』(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION
  • 『哭声/コクソン』(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION

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