読売テレビの朝の情報番組『朝生ワイドす・またん！』（月〜金　前5：20〜6：30※関西ローカル）から生まれた横浜名物「崎陽軒シウマイ弁当」の応援ソング、その名も「崎陽軒シウマイ弁当の歌」をお披露目するイベントが18日、大阪市内で行われ、番組MCの森たけしアナウンサーと歌手の嘉門達夫、月・金曜のレギュラーメンバー・諸國沙代子アナウンサーが登壇した。

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　応援ソング誕生のきっかけは、森アナが昨年12月に出版した初の著著『森ちゃんの今日もゆるゆる』の中で語られた“シウマイ愛”。30年間、関東地方への出張の帰りには新幹線の車中で必ず食べているという「崎陽軒シウマイ弁当」への熱い思いをつづったところ、番組にしばしばゲスト出演している嘉門がその熱意に共感。

　嘉門が作詞・作曲を手がけ、歌詞には弁当を食べる前の期待感から森アナ流の食べ方のこだわり、現在は横浜、東京を中心とした関東地方で販売されているシウマイ弁当を「関西でも売って！」と望む森アナの悲願までが歌い込まれた行進曲風の応援ソングが完成。その後、森アナと嘉門は横浜市内にある崎陽軒の本社を訪れ、同社の野並直文社長から“公認”のお墨付きをもらうなど、大きな展開を見せている。

　今回のイベントは、当日の朝にスタッフが横浜駅で買ってきた「崎陽軒シウマイ弁当」をランチとして参加者に振る舞いながら、「崎陽軒シウマイ弁当の歌」を生で聞いてもらうディナーショーならぬランチショー。700通を超える応募の中から抽選で選ばれた25組50人の視聴者が招待された。

　森アナは、シウマイの被り物に、「崎陽軒シウマイ弁当」がデカデカとプリントされたTシャツを着た“シウマイスタイル”で登場し、会場を沸かせた。あいさつ代わりに生ギターによるアコースティックバージョンの「崎陽軒シウマイ弁当の歌」を披露。その後、崎陽軒の女性店員の制服“シウマイ娘”の衣装で登場した諸國アナも加わり、皆で一斉に「崎陽軒シウマイ弁当」を味わうランチタイムがスタート。

　森アナは「辛子はチョンチョンとのせて…」「つけ合わせの紅ショウガと昆布はご飯の上に解放して…」と独自の“作法”を招待客にも指導するなど、愛して止まないシウマイ弁当への思いをさく裂させていた。

　番組のスタッフによる生バントも加わった後半のライブショーでは、10月よりオンエア中の、嘉門が手がけたお天気コーナーのテーマ曲「曇り」「雨」「荒天」「晴れ」の4バージョンをフルコーラスで初演奏。「崎陽軒シウマイ弁当の歌」をカラオケとバンド演奏の2バージョンで聞かせると、歌詞を覚えて一緒に口ずさむ観客の姿も見られた。森アナは「もうすでに歌っている方がいて、涙ぐみそうになりました。歌ってこうして広まっていくんですね」と感激しきり。嘉門は「さすがに3回も聞くと、みなさん、昔からある歌みたいに感じているのでは？（笑）」と笑わせていた。

　イベント終了後、森アナは「30年ほど前、川藤幸三さんが東京遠征のたびに『崎陽軒シウマイ弁当』を2つも買っているのを見て、『そんなにおいしいものなのか？』と食べてみたのが始まり」とシウマイ弁当にハマったきっかけを紹介。以来、東京出張には欠かせない楽しみとなり、30年間で食べた回数は「イチロー選手のヒットの数より多いかも」と笑った。

　嘉門は「お客さんの中にはシウマイ弁当を『初めて食べます』という人も多くて、みなさん喜んでくださった。僕はギターも歌も素人なので緊張しましたが、無事にライブができてよかったです」と盛況に終わったランチショーに大満足の様子。同曲は、12月21日発売の嘉門のニューアルバム『食のワンダーランド』に収録されることが決定している。嘉門は「芸能界にも崎陽軒の熱狂的ファンは多い。点在するファンを歌の力で一気に集められたら」と応援ソングの今後のさらなる展開に期待を寄せ、イベントを見守っていた崎陽軒の担当者に「CMソングにどうですか？」などとちゃっかりアピールしていた。

　なお、このイベントの模様は『す・またん！』内で放送予定。