2001年に亡くなった国民的歌手・三波春夫さんの声を元に、最新の音声合成技術で開発されたバーチャルアーティスト「ハルオロイド・ミナミ」(HAL-O-ROID)がきょう20日、配信限定シングル「東京五輪音頭」「海の声」でデビューした。 三波さんは戦後の2大イベント、1964年の東京五輪と70年の大阪万博のテーマソングを担当した昭和を代表する歌手。国民を元気づけてきた美声を蘇らせようと、名古屋工業大学が独自に開発を続けてきた「統計的パラメトリック音声合成技術」を応用しながら、三波さんの歌唱データをモデル化する緻密な作業を積み重ね、あたかも本人が歌っているかのような自然で滑らかな音声を実現させた。この技術を使用して実存した歌手の楽曲のリメイク版を制作し、リリースすることは業界初(2016年9月現在/エクシング調べ)となる。

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  • 三波春夫さんのバーチャルアーティスト「ハルオロイド・ミナミ」(HAL-O-ROID)
  • ハルオロイド・ミナミのデビュー曲「東京五輪音頭」
  • ハルオロイド・ミナミのデビュー曲「海の声」

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