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西島秀俊、友人・黒沢清監督の世界デビューを祝福も「非常に嫉妬しました」

 黒沢清監督(61)が15日、都内で行われた映画『ダゲレオタイプの女』初日舞台あいさつに出席。同作は黒沢監督の海外初進出作品となっており、監督の「ただのファン」で友人でもある俳優・西島秀俊(45)が祝福に駆けつけた。

友人の黒沢清監督の世界デビューを祝福した西島秀俊 (C)ORICON NewS inc.

友人の黒沢清監督の世界デビューを祝福した西島秀俊 (C)ORICON NewS inc.

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 芸術と愛情を混同した父の犠牲になる娘と、娘に心が奪われていく男の物語。オール外国人キャスト、全編フランス語で制作された、黒沢監督の“海外デビュー作”。「海外デビューは大げさですね」と本人は苦笑したが、「日本以外で撮るのは昔からの夢だった。この歳で実現できたのは幸運。実力だけではつかめない」と感慨深く語った。

 花束を持って登壇した西島は、これまで『ニンゲン合格』(99年)、『LOFT ロフト』(05年)、『クリーピー 偽りの隣人』(16年)など多数の黒沢作品に出演。監督も「芸能人唯一の友達が西島くん」と紹介した。

 西島は監督の海外進出は「正直遅い」といい、「日本でも撮ってもらいたいけど、どんどん海外で撮っていただきたい。(同作も)こんなに名優が出ていて、うらやましい。非常に嫉妬しました」と心境を告白。司会者から「もし、この映画に西島さんを出演させるとしたら?」と聞かれると、黒沢監督は「怪しい東洋人。最後は撃ち殺される役だと思う」と話し、会場を笑わせた。

関連写真

  • 友人の黒沢清監督の世界デビューを祝福した西島秀俊 (C)ORICON NewS inc.
  • 『ダゲレオタイプの女』初日舞台あいさつで黒沢清監督(左)に花束を渡す西島秀俊 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)『ダゲレオタイプの女』初日舞台あいさつに出席した黒沢清監督、西島秀俊 (C)ORICON NewS inc.
  • 『ダゲレオタイプの女』初日舞台あいさつに出席した黒沢清監督 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)『ダゲレオタイプの女』初日舞台あいさつに出席した黒沢清監督、西島秀俊 (C)ORICON NewS inc.

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