ORICON NEWS

T-BOLAN、ベース上野の闘病公表 大みそかに一夜限り再々結成ライブ

 2014年4月に活動休止した4人組バンド・T-BOLANのベーシスト・上野博文が、昨年3月にくも膜下出血で倒れ、社会復帰のためにリハビリを続けていることがわかった。バンドが公表するとともに、上野を激励するため、大みそかに一夜限定で再々結成し、東京・豊洲PITでカウントダウンライブを開催することを発表した。

大みそかに年越しライブを行うT-BOLAN(左から)上野博文(B)、森友嵐士(Vo)、五味孝氏(G)、青木和義(Dr)

大みそかに年越しライブを行うT-BOLAN(左から)上野博文(B)、森友嵐士(Vo)、五味孝氏(G)、青木和義(Dr)

写真ページを見る

 ボーカルの森友嵐士は「ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、T-BOLANとしては、これが初めての発表になります。2015年3月、T-BOLANベーシスト上野博文が、くも膜下出血のため、緊急入院いたしました。長い期間寝たきりの状態でしたが、病院の方々、そして何よりご家族の手厚い看護によって奇跡的に意識を回復させることができ、現在、社会復帰のためのリハビリと向き合っている状況です」と説明。

 奇跡的な回復を遂げて年明けに退院し、2月にはメンバー4人全員が集合し、退院祝いを兼ねた会食を行うまでになった。「ミュージシャンにとって、生きる意味や生き甲斐として、ステージはとても大きな存在」というメンバーは、「上野のリハビリへの何よりの力になれば」とカウントダウンライブを企画した。

 森友は「12月31日を目標に、皆様方のサポートの中、彼の挑戦は始まっています。復活を願い、何より生きる目的に向かって、最後の奇跡を引き寄せるために。どうぞ、皆様応援のほどよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

 チケットは11月12日に一般発売開始。バンドの公式サイト内では、上野への応援メッセージ募集を受付中。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索