映画監督の山田洋次氏(84)が4日、女優のマイコ(31)との結婚を発表した俳優の妻夫木聡(35)を祝福した。妻夫木は『東京家族』『家族はつらいよ』など山田監督作品に出演してきた。この日、都内で映画『男はつらいよ』フィルム上映会に出席した山田監督は、関係者によると「おめでとう、よかったね」と喜んでいるという。
上映会では、女優の倍賞千恵子(75)、俳優の前田吟(72)、佐藤蛾次郎(71)と共に撮影時のエピソードや、同シリーズで主演を務めきょう8月4日で没後20年になる渥美清さんとの思い出を振り返った。
山田監督は、企画段階から同作の製作を反対されていたと明かし、さらに「試写を観て、ちっとも面白くないなと思った。俺はダメかと落ち込んだし、会社も絶望したと思う」と不安に思っていた当時を回顧。結局多くの人々に受け入れられ、初日に大入りした劇場を見て「そのときのことは一生忘れないなぁ」と話していた。
倍賞は、渥美さんとの共演について「面白くて笑っちゃって何度もNG出した。山田さんだって自分の笑い声でNG出していますよ」といい、山田監督も「どうしてもみんな笑っちゃうんだよね」と懐かしんでいた。
最後には、松竹の若手社員からメッセージを求められた山田監督が、以前から伝えてきたように現在の映画鑑賞マナーを例にあげて「昔の映画館は活気に溢れて元気だった。今は盗撮防止、大声禁止、前の座席を蹴飛ばさないでとかテロップで出てきたりするでしょ。僕ああいうの大反対だな。みんな大人しく聞いているのがおかしい。寅さんの時代は、もっとみんな元気だったし、あの元気が今もほしい。絶対認めないという否定の精神も、もっともっとほしい。君たちもそういう気持ちで活動してほしい」と、激励した。
上映会では、女優の倍賞千恵子(75)、俳優の前田吟(72)、佐藤蛾次郎(71)と共に撮影時のエピソードや、同シリーズで主演を務めきょう8月4日で没後20年になる渥美清さんとの思い出を振り返った。
山田監督は、企画段階から同作の製作を反対されていたと明かし、さらに「試写を観て、ちっとも面白くないなと思った。俺はダメかと落ち込んだし、会社も絶望したと思う」と不安に思っていた当時を回顧。結局多くの人々に受け入れられ、初日に大入りした劇場を見て「そのときのことは一生忘れないなぁ」と話していた。
倍賞は、渥美さんとの共演について「面白くて笑っちゃって何度もNG出した。山田さんだって自分の笑い声でNG出していますよ」といい、山田監督も「どうしてもみんな笑っちゃうんだよね」と懐かしんでいた。
最後には、松竹の若手社員からメッセージを求められた山田監督が、以前から伝えてきたように現在の映画鑑賞マナーを例にあげて「昔の映画館は活気に溢れて元気だった。今は盗撮防止、大声禁止、前の座席を蹴飛ばさないでとかテロップで出てきたりするでしょ。僕ああいうの大反対だな。みんな大人しく聞いているのがおかしい。寅さんの時代は、もっとみんな元気だったし、あの元気が今もほしい。絶対認めないという否定の精神も、もっともっとほしい。君たちもそういう気持ちで活動してほしい」と、激励した。
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2016/08/04