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『ファインディング・ドリー』初登場1位の好発進

 興行収入110億円を記録したディズニー/ピクサー『ファインディング・ニモ』の続編『ファインディング・ドリー』が16日より全国511スクリーンで公開され、土日2日間で動員57万1000人、興収7億4556万円をあげ、全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場1位を獲得した。公開3日間の成績は動員92万1766人、興行収入11億7418万4200円。2016年洋画オープニングNo.1にも輝き、ディズニー/ピクサーの日本歴代新記録樹立も期待できる好スタートを切った。

好スタートを切った『ファインディング・ドリー』 (C)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

好スタートを切った『ファインディング・ドリー』 (C)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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 同作は、忘れんぼうのナンヨウハギのドリーが、ただひとつ“忘れられなかった思い出”を探して冒険するストーリー。

 全米の興行収入は、すでにアニメーションのみならず実写を含む2016年公開全ての作品においてのNo.1記録を達成。さらに、先週末にはついに4億4574万5629ドルまで到達し、2004年から1位をキープしていた『シュレック2』の記録を塗り替え、全米アニメーション歴代No.1の歴史的快挙を成し遂げた(数字はBox Office Mojo 調べ)。

 日本での客層はティーンや20 代の友人同士、社会人カップル、中高年層と幅広く、家族連れも多く来場した。来日記者会見の際にアンドリュー・スタントン監督が「欠点はあるけど、その“ありのままの自分”を受け入れた時、心の平穏や自信を持つ事ができると感じてもらえたら」と作品に込めた思いを語っていたように、欠点を持っていても常に前に進み続ける気持ちが人々を前向きにさせてくれるという、大人向けの深いメッセージが幅広い客層の心に響いた。

 前作では、マーリンたちの活躍が感動を呼び、水族館でカクレクマノミが人気となったが、今作でもさらに数字を伸ばし、再び日本を席巻できるか期待がかかる。

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