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4月28日は“しぶやの日” 若者の街から「大人も楽しめる街」へと変貌

 GWの4月29日(金)〜5月5日(木)まで、渋谷ハチ公前広場を会場とした大規模イベント第45回「渋谷パラダイス」(以下、シブパラ)が開催される。1970年代以降、渋谷PARCOやSHIBUYA 109といったランドマークとなるファッションビルが続々と進出したことで、若者が集う流行発信基地となった渋谷。様々な時代のカルチャーと反響し合い、長年にわたって栄えてきた同所は、今の生活者にとってはどんな存在なのだろうか? ORICON STYLEでは、「シブパラ」開催と“4月28日=しぶやの日”に合わせて、10代〜50代の男女800名に渋谷に関するアンケート調査を実施した。

若者の街として流行・文化を発信してきた渋谷だが、そのイメージも徐々に変わりつつあるようだ

若者の街として流行・文化を発信してきた渋谷だが、そのイメージも徐々に変わりつつあるようだ

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■「渋谷を象徴するアーティスト」は安室奈美恵が1位に

 まずは単純に渋谷が好きか、嫌いかについて聞いてみたところ、【とても好き】もしくは【やや好き】と答えた人が57.4%。10代で76.1%と最も高い数値となったほか、40代・50代も60%に達しており、全ての世代で過半数を超えた。そんな渋谷に行く目的として最も多かったのは、【ショッピング】(67.1%)で、次いで【友達と遊ぶ】(42.4%)、【一人でぶらぶら】(29.1%)に。4位に【飲みに行く】が入ったが、25.4%に留まっており、「夜の街」よりも「昼の街」というイメージが強いようだ。

 「渋谷から生まれた流行・文化」については、【SHIBUYA 109】が22.9%と1位に。2位は【渋谷系】(13.0%)、3位が【コギャル】(10.1%)となった。それと呼応するように、「渋谷を象徴するアーティスト」は【安室奈美恵】(18.9%)、【小沢健二】(12.9%)、【浜崎あゆみ】(10.1%)がTOP3に。3組とも、渋谷の街だけではなく、その時代の日本の音楽シーンを象徴してきたアーティストだけに、いかに渋谷が若者の流行・文化を発信してきたかが窺える結果となった。

■10年前と比較して落ち着けるイメージに変化

 そこで、「○○の渋谷」の○に入るキーワードについて尋ねると、【若者の街】が44.4%と最も多かった。“渋谷系”“ギャル”など、長年にわたって日本の若者文化をけん引してきた渋谷ならではの回答とも言えるが、30代以上は「10年前と比較して多少なりともイメージが変わった」という人が半数以上に。「昔より少し大人も落ち着けるイメージに変わった。以前は突飛なファッションの若者が多かったけれど、大人の場所が増えて、私でも行きやすくなった」(東京/50代/女性)、「若者の街という印象だったが、マークシティやヒカリエができて、大人っぽいイメージができてきた」(神奈川県/30代/女性)といった回答から、「若者の街」から「大人も楽しめる街」になりつつあることがわかった。

 今回で45回目を迎える「渋谷パラダイス」は、4月29日(金)〜5月5日(木)まで、渋谷ハチ公前広場で開催。4月29日(金)14時からは、フレッシュなアーティストによるライブ「POP UP LIVE」も行われる。

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