俳優の柳楽優弥（26）が21日、都内で行われた映画『ディストラクション・ベイビーズ』（5月21日公開　真利子哲也監督）の完成披露舞台あいさつに出席。同主演作への手応えを語った柳楽は、共演した菅田将暉（23）、小松菜奈（20）、村上虹郎（19）ら若手俳優を代表して「世代交代です！」と堂々と宣言すると、力強いマイクパフォーマンスに会場は大きく沸いた。

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　同作は、青年2人の物語を軸に、若者の欲望と狂気を描いた群像劇。柳楽は、上映前のファンに向け「バイオレンスな暴力描写も多いけど、この作品自体が劇場で公開されることにメッセージがあると思う。考えられる映画って面白いと思っていただけたらうれしい」と呼びかけ、「観た時に自分が出ていなかったら悔しいと思える作品に仕上がった」と自信満々にアピールした。

　共演した菅田は「（柳楽は）普段、フレンドリーでフワフワしている方。そういう役ではあるんですけど怖かった。お芝居ってわかるけど、怖いってなる人はすごい」と役者としての実力に感服。さらに「世代は変わらいないのにイメージ以上に大きい人なのかな、覚悟も違う。ここで『世代交代です！』って言えるのは、僕らの目指すところでもあるし、ありがたい存在」と憧れの眼差しを向けていた。