テレビ各局で活躍する末弘奉央氏(NHK)、内田秀実氏(日本テレビ)、加地倫三氏(テレビ朝日)、藤井健太郎氏(TBS)、佐久間宣行氏(テレビ東京)、竹内誠氏(フジテレビ)の6人が、それぞれ持ち時間を使って千原ジュニアを演出するイベント『6人のテレビ局員と1人の千原ジュニア』が26日、都内で開催された。冒頭のあいさつでジュニアが「あるひとつのポイントが丸かぶり」と明かした通り、6局すべて“即興性”に重きを置いた内容となったが、それぞれの強みを存分に活かした企画で会場を盛り上げた。
■ジュニアの“イメージ”イジり光った「NHK」と「日テレ」
トップバッターを務めたNHKは、ジュニアの大喜利力に着目。同局の『プロフェッショナル仕事の流儀』そっくりそのままに作られたVTRを観てから、大喜利の問題に答える形をとった。VTRには板尾創路が登場し「僕らの中では、大喜利(をやる)っていうより“ジュニア”って言う」との名言(?)を披露すると、ジュニアも思わず「NHKでこんなことやってええんか?」とツッコミ。その後も、同局らしさを逆手に取った演出で盛り上げた。
日テレは「千原ジュニアを知らない世界」と題して、もしジュニアが2016年に無名の芸人だったとしても売れるのかというチャレンジ企画を実施。ネタ番組のオーディションからスタートし、番組の前説、『ヒルナンデス!』での食リポなど、現在のジュニアのイメージからかけ離れた挑戦を仕掛けた。記者会見という設定で、記者から矢継ぎ早に質問を投げかけられる“大喜利”も行われ、愛のムチとばかりにジュニアを追い込んでいった。
■人気番組の名物企画で勝負した「テレ朝」と「テレ東」
一方、テレ朝はジュニアのリアクション力に注目。アンガールズの田中卓志をゲストに迎え、ジュニアが“二代目アンガールズ田中”を襲名するためにさまざまなリアクション芸を勉強するというスタイルを採用した。同局の人気番組『アメトーーク!』でおなじみの“スーパースローカメラ”も登場して、田中が活用法のイロハを叩き込んでいると、ジュニアも思わず「ホンマにためになります」と奥深さに舌を巻いていた。
ジュニアとの共演経験がないというテレ東の佐久間氏は、担当番組『ゴッドタン』を彷彿とさせる企画「千原ジュニアのフリートークvs○○ 3本勝負」を実施。ジュニアのトークの傾向を研究し、擬音を話す度にセクシー女優の小島みなみが“あえぎ声”を出す「VS擬音で感じる女」や、兄・千原せいじの話にしっとりした歌を乗せる「VSセンチメンタル」など、バカらしさと感動が共存した“ゴッドタンワールド”へと誘った。
■新たな企画を打ち出した「TBS」と「フジ」
TBSは、過去のジュニアの膨大な映像資料からさまざまな発言をセレクトした意欲作「ジュニアVSジュニア」で勝負。舞台上にいるジュニアの発した言葉に応じて、過去のジュニアが返答するという仕掛けで「しりとり対決」と「カラオケ対決」を行った。『水曜日のダウンタウン』さながらの“愛”と“悪意”に満ちた演出を前にジュニアも「ホンマ性格悪いな」と愚痴をこぼしながらも、見事な構成力に「めっちゃ、鳥肌立ったわ」とうなった。
フジは、面白い話があるのに上手く話せないという人に代わってジュニアがトークする「daiben.com」を企画。きのこ愛好家の女性や、同局の『とくダネ!』でおなじみの気象予報士の天達武史氏が登場し、筒を使って披露したい話を依頼した。ジュニアは楽しそうに話を聞き終えると、1分もしないうちにトークをスタート。巧みな話術で観客の笑いを誘うと、依頼人の2人も充実した表情を浮かべていた。
大喜利、食リポ、リアクション、歌、VTR、トークと各局のテレビマン6人による渾身の企画を見事にこなしたジュニアは「怒とうのように押し寄せて、何を言ったか、やったのか今ひとつ覚えてない」とポツリ。それぞれのやり方で“テレビの底力”を見せた6人に「こんな企画を受けてくださって感謝しています」と賛辞を送り「今度は6局と言わず、(TOKYO)MXと放送大学にも入ってもらって、やってみたい」と意欲を見せていた。
■ジュニアの“イメージ”イジり光った「NHK」と「日テレ」
トップバッターを務めたNHKは、ジュニアの大喜利力に着目。同局の『プロフェッショナル仕事の流儀』そっくりそのままに作られたVTRを観てから、大喜利の問題に答える形をとった。VTRには板尾創路が登場し「僕らの中では、大喜利(をやる)っていうより“ジュニア”って言う」との名言(?)を披露すると、ジュニアも思わず「NHKでこんなことやってええんか?」とツッコミ。その後も、同局らしさを逆手に取った演出で盛り上げた。
日テレは「千原ジュニアを知らない世界」と題して、もしジュニアが2016年に無名の芸人だったとしても売れるのかというチャレンジ企画を実施。ネタ番組のオーディションからスタートし、番組の前説、『ヒルナンデス!』での食リポなど、現在のジュニアのイメージからかけ離れた挑戦を仕掛けた。記者会見という設定で、記者から矢継ぎ早に質問を投げかけられる“大喜利”も行われ、愛のムチとばかりにジュニアを追い込んでいった。
■人気番組の名物企画で勝負した「テレ朝」と「テレ東」
一方、テレ朝はジュニアのリアクション力に注目。アンガールズの田中卓志をゲストに迎え、ジュニアが“二代目アンガールズ田中”を襲名するためにさまざまなリアクション芸を勉強するというスタイルを採用した。同局の人気番組『アメトーーク!』でおなじみの“スーパースローカメラ”も登場して、田中が活用法のイロハを叩き込んでいると、ジュニアも思わず「ホンマにためになります」と奥深さに舌を巻いていた。
ジュニアとの共演経験がないというテレ東の佐久間氏は、担当番組『ゴッドタン』を彷彿とさせる企画「千原ジュニアのフリートークvs○○ 3本勝負」を実施。ジュニアのトークの傾向を研究し、擬音を話す度にセクシー女優の小島みなみが“あえぎ声”を出す「VS擬音で感じる女」や、兄・千原せいじの話にしっとりした歌を乗せる「VSセンチメンタル」など、バカらしさと感動が共存した“ゴッドタンワールド”へと誘った。
■新たな企画を打ち出した「TBS」と「フジ」
TBSは、過去のジュニアの膨大な映像資料からさまざまな発言をセレクトした意欲作「ジュニアVSジュニア」で勝負。舞台上にいるジュニアの発した言葉に応じて、過去のジュニアが返答するという仕掛けで「しりとり対決」と「カラオケ対決」を行った。『水曜日のダウンタウン』さながらの“愛”と“悪意”に満ちた演出を前にジュニアも「ホンマ性格悪いな」と愚痴をこぼしながらも、見事な構成力に「めっちゃ、鳥肌立ったわ」とうなった。
フジは、面白い話があるのに上手く話せないという人に代わってジュニアがトークする「daiben.com」を企画。きのこ愛好家の女性や、同局の『とくダネ!』でおなじみの気象予報士の天達武史氏が登場し、筒を使って披露したい話を依頼した。ジュニアは楽しそうに話を聞き終えると、1分もしないうちにトークをスタート。巧みな話術で観客の笑いを誘うと、依頼人の2人も充実した表情を浮かべていた。
大喜利、食リポ、リアクション、歌、VTR、トークと各局のテレビマン6人による渾身の企画を見事にこなしたジュニアは「怒とうのように押し寄せて、何を言ったか、やったのか今ひとつ覚えてない」とポツリ。それぞれのやり方で“テレビの底力”を見せた6人に「こんな企画を受けてくださって感謝しています」と賛辞を送り「今度は6局と言わず、(TOKYO)MXと放送大学にも入ってもらって、やってみたい」と意欲を見せていた。
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2016/03/26