今年で8回目を迎える『島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭』概要発表会見が15日、東京・吉本興業東京本部で開催された。例年3月開催の同映画祭だが、今年は初めて4月開催に。同映画祭実行委員長を務める同社の大崎洋社長は「今期の当社の予算がギリギリいっぱいだった。（映画祭を）やめるっていうわけにはいかず、4月やったら来期の予算でいけると思った」と懐事情を打ち明けた。

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　司会を務めるガレッジセールが「社長、こういうところで言うべきなんですかね」と驚くなか、大崎氏が「レッドカーペットに向かない3月の気温の低さ」も理由にあると説明すると、沖縄出身のゴリも「3月は季節の変わり目なのでとにかく雨が多い。4月は暖かいので、決算が間に合わなかったのはありがたい」と、変更を喜んでいた。

　開催期間には、友近扮する芸能生活50年の演歌歌手・水谷千重子と作曲家の中村泰士がMCを務めるイベント『波の上のSUPER歌謡劇場』も行われる。出演は村上ショージ扮する軽井沢剣次郎、ロバート秋山竜次扮する倉たけしらお笑い色が強いなか、中村は笑顔を見せながら「心構えはできている」と共演を待ち望んでいた。

　同映画祭は、那覇市、宜野湾市、北谷町、浦添市、沖縄市、豊見城市ほか沖縄県内各所で4月21日から24日まで開催。邦・洋画あわせて20作品が上映される（15日時点）。

　概要発表会見にはそのほか、横山剣（クレイジーケンバンド）、中野英雄、木村祐一、大悟（千鳥）、岡崎朋美、渡辺直美、NMB48（白間美瑠、須藤凛々花、太田夢莉、上西恵）、門脇佳奈子、宮川たま子、41市町村全力応援芸人らが出席した。