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江口洋介、再び福島原発20キロ圏内へ テレ東『ガイアの夜明け』

 俳優の江口洋介が、テレビ東京系経済ドキュメンタリー『ガイアの夜明け』(毎週火曜 後10:00)の取材で、福島第一原発から20キロ圏内の地域を再訪。その模様は3月1日に放送される。江口の被災地取材は今回で5回目。前回(2014年9月)も訪ねた福島県南相馬市小高では、ようやく帰還できる日を迎えようという人たちが、その準備をしているタイミングだった。

3月1日放送『ガイアの夜明け』 除染された土の仮置き場(福島県南相馬市)を訪ねた江口洋介(C)テレビ東京

3月1日放送『ガイアの夜明け』 除染された土の仮置き場(福島県南相馬市)を訪ねた江口洋介(C)テレビ東京

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 もうすぐ東日本大震災から丸5年。同番組では震災直後から、復興への道のりを経済的な視点で掘り下げていくシリーズ「復興への道」を放送してきた。案内人を務める江口洋介は継続的に被災地の現状を伝えるべく、今回も福島第一原発から半径20キロ圏内へ。避難指示が解除され、帰還した住民が仕事に就けるよう精密機械の製造工場を復活させて雇用を生み出そうとする中小企業を取材した。

 また、福島の農産物を活気づけようと立ち上がった高校生たちにもインタビュー。彼らが農家に直接出向き、生産者のこだわや現状を記事にした冊子を、農作物と一緒に宅配。農家と消費者をつなぎたいという高校生たちの思いを伝える。

 「福島を初めて取材したとき、生々しい被害の爪痕がずっと脳裏に焼きついていました」という江口。「その後も福島を訪ねましたが、やはり東京に戻っても現地の光景が頭からずっと離れないという感覚が続きました。しかしいつの頃からか、その感覚が変わってきました。『現地でお会いした人からむしろ、エネルギーをもらっている』という感覚です。それは多分、福島の人たちが、前を向いているからだと思います」。

 江口がインタビューした高校生は、震災時、小学生だった子どもたち。「復興に向け、どんどん変化していく福島ですが、そこに生きる彼らは『頑張っている大人がいる。その姿がかっこいいと気づいた』と話していました。大人たちの思いが、次の世代にも伝わっているのだと、うれしくなりました」と感想。

 まだまだたくさんの課題を抱えている福島だが、「一方で、そこに生きる人たちは前を向いている。福島がいま抱える“課題と希望”という対極の状況を、自分自身も現場で感じ続けたいと思っています」と話していた。

関連写真

  • 3月1日放送『ガイアの夜明け』 除染された土の仮置き場(福島県南相馬市)を訪ねた江口洋介(C)テレビ東京
  • 国道沿いから見た福島第一原発(C)テレビ東京
  • 「ふくしま食べる通信」を編集する高校生にインタビュー(福島県郡山市(C)テレビ東京
  • 「ふくしま食べる通信」制作のため福島県・天栄村で取材する高校生たち。3月1日放送『ガイアの夜明け』 (C)テレビ東京
  • 工場再開を準備する菊池製作所社員を取材(福島県南相馬市小高)。3月1日放送『ガイアの夜明け』 (C)テレビ東京
  • 和田さんが開いた仮設店舗(福島県南相馬市小高区)。3月1日放送『ガイアの夜明け』 (C)テレビ東京

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