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中村梅之助さん肺炎のため死去 長男・梅雀「父を、誇りに思います」

 NHK大河ドラマ『花神』『遠山の金さん捕物帳』『伝七捕物帳』で知られる俳優の中村梅之助(本名:三井鐵男=みつい・てつお)さんが18日午前7時25分、肺炎のため死去した。85歳だった。梅之助さんが代表を務める「劇団前進座」が発表した。

 梅之助さんは、1930年2月19日、前進座創立メンバー中村翫右衛門の長男として生まれる。東京都出身。38年に『蜂の巣長屋』で初舞台を踏み、翌39年『勧進帳』太刀持ちで4代目中村梅之助を名乗る。45年、前進座に入座し、以後、前進座幹事長を経て、代表となる。昨年の国立劇場公演『文七元結』の家主甚八が最後の舞台となった。主な舞台は『勧進帳』『魚屋宗五郎』『一本刀土俵入』『左の腕』。

 また、同日に長男・中村梅雀(60)が「最後まで闘い続けた父を、誇りに思います」とコメントを発表した。

以下、コメント全文。

 父・中村梅之助は、1月18日午前7時25分、肺炎で亡くなりました。
 85歳でした。
 今年の年賀状に、5月の劇団前進座の85周年の舞台に立つ熱い思いを綴っておりましたのに、無念だったと思います。
 数々の舞台に立ち、たくさんのテレビのヒット作品に主演し、何よりも劇団のために全力で尽くしてきた人生でした。
 60代を越えてからは、毎年のように入退院を繰り返し、身体のどこかを手術しながらも復帰して舞台に立ち、頑張って参りましたが、既に身体はボロボロでした。
 私との共演は、劇団の舞台以外ではNHK『真田太平記』の家康と秀忠を、親子で親子役を演じたのみでした。
 私が劇団を辞めてからも度々共演のチャンスがあり、父も楽しみにしておりましたが、とうとう実現は出来ませんでした。
 劇団を守ろう、良い作品を作っていこう、お客様に喜んでもらおうと、最後まで闘い続けた父を、誇りに思います。
 そして、応援し、支えて下さった多くの皆様に、深く感謝いたします。

 中村梅雀
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