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「プロ彼女」生みの親・能町みね子氏、流行語大賞エントリーに歓喜「履歴書の賞罰欄に書けます!」

 コラムニスト・作家の能町みね子氏が10日、自身のツイッターを更新。きょう発表された「2015ユーキャン新語・流行語大賞」の候補50語に、自身が考案した「プロ彼女」がエントリーされたことを喜んだ。

“プロ彼女”の流行語大賞ノミネートを喜んだ能町みね子 (C)ORICON NewS inc.

“プロ彼女”の流行語大賞ノミネートを喜んだ能町みね子 (C)ORICON NewS inc.

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 「プロ彼女」という言葉は、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が2013年9月に結婚した妻について、能町氏が『週刊文春』の連載コラムに書いたのが初。その後、漫画家の久保ミツロウ氏とパーソナリティーを務めていたニッポン放送『オールナイトニッポン』でも登場した。

 生みの親の能町氏によると、「プロ彼女」という言葉の定義は「芸能人・スポーツ選手とばかり付き合う一般女性。容姿は端麗」「本人は芸能活動を昔やっていたが、名前を検索しても見つからない程度。あるいはやっていない」「ブログやSNSも見つからない。自己主張をほとんどしていない」など。

 しかし、昨年11月に俳優の西島秀俊の結婚を報じた女性週刊誌は、西島が提示した厳しい条件に応える妻を「プロ彼女」と表現し、「”非の打ち所がない彼女”のこと。容姿端麗で性格も完璧。芸能人と交際してもブログで明かさず、陰ながら支えてカレの株を上げてくれる一般人女性」と、本来の意味と異なる意味で定義した。

 この“誤用”記事について能町氏はツイッターで「(「プロ彼女」を)商標登録したくなっちゃうね」「言葉をつくりだした本人の意図とは関係ない形で、しかも意味も間違ったまま広まっていく……」と嘆き節。その後、現在まで「プロ彼女」という言葉は、能町氏が考えたオリジナルと女性週刊誌が作った誤用の2つの意味を持ちながら広まっていき、今年の「新語・流行語大賞」にエントリーされた。

 報せを聞いた能町氏は「『プロ彼女』のエントリー、正直言ってちょっとうれしい…」と喜びのツイート。「たとえほとんどの人が誤用してるか、意味分かってなかったとしても、少なくとも『起源はオレや!』と言い張れるもんね」と誤用を許容しつつ、「あらゆる賞から遠いところにいるけど、もし流行語大賞取ったら今度バイトの面接に行くとき履歴書の賞罰欄に書けます!やった!」と喜びを表現した。

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