俳優の藤原竜也（33）が16日、都内で行われた主演映画『探検隊の栄光』初日舞台あいさつに出席した。伝説の未確認生物（UMA）の「ヤーガ」を求めて秘境の地を探検するテレビ番組の隊長役を演じた藤原は、初日を迎えて「すごくうれしい、大変な撮影でしたし」と完成を喜んだ。

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　同映画は、作家・荒木源氏の冒険小説を実写化。落ち目の俳優・杉崎（藤原）とテレビ番組のクルーが「杉崎探検隊」として、秘境の地を舞台に伝説の未確認生物の“撮影”に臨む姿をユーモラスに描く。

　藤原は「僕は続編やる気満々。現場のときから小澤（征悦）くんはやる気ない」と話すと、小澤は慌てて「僕じゃない、ユースケ（サンタマリア）さん！」と否定。藤原は、過酷な現場にユースケが駄々をこねていたことを明かし「本当にユースケさんの返事次第。頑張って説得したい」と語った。

　“探検隊”としてどこに行ってみたいのか聞かれると「雪山に行ってみたい。人がいかないようなところを探検してみたいな」といい、UMAの捜索ではなく「自然の動物とか、見たことがない景色を僕は見たい」と話した。

　舞台あいさつには小澤征悦（41）、田中要次（52）、川村陽介（32）、佐野ひなこ（21）、ななめ45°の岡安章介（36）、山本透監督（46）も登壇。また、初日を祝してチュパカブラ、モンゴリアンデスワーム、雪男と3体の“UMA”も駆けつけた。