『アベンジャーズ』『X-MEN』『スパイダーマン』を生み出したマーベルが新たに放つ映画『ファンタスティック・フォー』。公開日を迎えたきょう9日、およそ4分にも及ぶ特別映像が到着し、未体験のスケール、ドラマチックな物語、驚異のビジュアルが明らかになった。

　“ファンタスティック・フォー”は、マーベルが創り上げた世界初のヒーロー・ユニット。X-MEN、アベンジャーズ結成よりも前の1961年11月、スタン・リーとジャック・カービーによって生み出されて以来、原作コミックの売上数は１億5000万冊以上にものぼり、その歴史は50年を超えるマーベル最長寿コミックとなっている。

　主人公の4人は、どこにでもいそうなごく普通の若者たちだったが、ある国家機密の実験による大事故で、肉体に信じがたい「変化（パワー）」がもたらされる。彼らは、この能力にとまどい、悩み、やがて自らの使命を受け止め、“ファンタスティック・フォー”へと成長を遂げていく。

　高い評価を得た『クロニクル』の監督で、本作でもメガホンを取ったジョシュ・トランクは「4人はパワーを社会に復帰する上で重荷であり、自分たちの意思でそのパワーを制御することに挑まねばならない。彼らの葛藤の多くは、誰もが経験することだろう」と共感できるストーリーに仕上がったと明かしている。

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