俳優の鈴木亮平が三島由紀夫作の舞台『ライ王のテラス』で主演を務めることが30日、明らかになった。過去に俳優・北大路欣也が演じたことのある“大役”に挑む心境について「今とても大きな責任感とプレッシャーを感じています」とコメントしている。 三島由紀夫が書いた現代劇の中では最後の戯曲と言われている同作は、カンボジア最強の王として現代にも語り継がれる、ジャヤ・ヴァルマン七世がモデル。今もなお圧倒的な存在感を誇るバイヨン寺院を建設し、栄華を極めた偉大な王が夢と希望を託し「ライ王のテラス」を造営していく雄大なロマンをアンコール王朝の衰亡を背景に描いた壮大な物語となる。
2015/09/30