戦後70年を迎える今夏、太平洋戦争をテーマにした映画やドラマが続々と公開、放映されるなか、映画『日本のいちばん長い日』での松坂桃李の熱演が光る。松坂が演じたのは、太平洋戦争末期、終戦に反対し、日本の未来を思いながらも、狂気にかられていく若き将校、畑中健二。将来の日本のためにすべてを捧げて生きた純粋な青年に心身ともになりきった松坂の姿は、現代の価値観や正義だけで戦争を考えるのではなく、当時の人たちの状況、気持ちに寄り添うことで理解が深まることをいまの若い世代に教える。松坂が演じたからこそ、彼の世代に伝えられることがある。松坂にとっては、初めての戦争作品となった、本作への熱く深い想いを聞いた。◆何も知らないし、知ろうともしなかった
2015/08/15