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安室奈美恵、アルバムは「自由なイメージで」

 安室奈美恵が6月10日に発売した約2年ぶりのオリジナルアルバム『_genic』は、6/22付で初登場1位を記録。発売4週目で21.4万枚を売り上げているほか、配信チャートでも好調なセールスを見せている。

自由に作品をイメージしてもらいたい、というコンセプトで6月10日に発売された安室奈美恵のアルバム『_genic』

自由に作品をイメージしてもらいたい、というコンセプトで6月10日に発売された安室奈美恵のアルバム『_genic』

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 EDMのアプローチが特徴だった前作『FEEL』(13年発売)を経て、本作では80年代のダンスビートや90年代のHIP HOP、R&Bなどのサウンドが印象的だ。国内外の気鋭のクリエイターが参加しており、マドンナの新曲を手がけたことでも注目されているSOPHIEがプロデュースを務めた初音ミクとのコラボ曲も話題を集めた。

 また、発売時の演出もユニークだった。リスナーに自由に作品をイメージしてもらいたい、というコンセプトのもと、特設サイトではタイトルの「〜ジェニック」にちなんで、安室がファッション誌で様々な表情を見せる「photo_genic」ページ、楽曲のタイトル「Golden Touch」のタッチをテーマに“疑似インタラクティブ” な映像を体験できる「tech_genic」ページなど、作品にまつわる様々な安室のイメージがうかがえる仕組みが盛り込まれている。

 発売時、「全曲新曲、全曲ノンタイアップ」が話題を集めたが、それも安室自身が今、何を発信したいのかを重視した内容であるからこそ。9月からの「LIVEGENIC」と題したアリーナツアーを発表しているが、ライブではどんなイメージを見せてくれるのか。次の新たな一面にも期待したい。(ORIGINAL CONFIDENCE 15年7月20日号掲載)

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  • 自由に作品をイメージしてもらいたい、というコンセプトで6月10日に発売された安室奈美恵のアルバム『_genic』
  • アルバム『_genic』で新たなイメージを見せた安室奈美恵

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