諫山創氏の人気漫画を実写映画化した『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の完成報告会が2日、撮影地の一つ、長崎・端島(通称:軍艦島)で行われ、主人公エレン役の三浦春馬、ミカサ役の水原希子、アルミン役の本郷奏多、ハンジ役の石原さとみ、樋口真嗣監督が出席し、完成した作品の手ごたえなどを語った。
原作者の諫山氏は完成した映画を観た感想を文書で寄せ、「映画化は、原作を再現することではなく、面白い作品を作ることが目的であるべきだと思っています。そしてそれはこの映画で達成されたのではないかと思っています」と絶賛した。
三浦は「すっごくうれしいコメントですね! ありがとうございます!」と感動しきり。水原も「安心しました」と安堵(あんど)の表情を浮かべ、本郷は「これでさらに自信を持って宣伝していける!と思いました」。樋口監督も「ジーンとしちゃいました」と感激していた。
以下、諫山氏のコメント全文。
人食い巨人の話を19才で考えついた時「物作りのプロの方たちに、この物語を作ってほしい」と思っていました。ですがそんな機会があるはずもなく、自分は下手くそなりに気持ちをぶつけて『進撃の巨人』という漫画を描きました。
それから数年が経ち、実写映画化の話をいただいた時、改めて「プロの方たちによる人食い巨人の話を作るチャンスなんじゃないか」と思ったんです。だから僕自身から「原作の枠を取っ払ってほしい」とお願いをして「ビルの上で生活する人類」や「主人公がジャン」などあえて原作とは違う設定を提案しました。それらはさすがに採用されませんでしたが、広い視野で物語を作っていただきたかったのです。
一足先に前後篇、観させていただきました。巨人の恐怖や迫力が凄かったです。それだけではない巨人の愛らしさも出ていて、とても興奮しました! 映画化は、原作を再現することではなく、面白い作品を作ることが目的であるべきだと思っています。そしてそれはこの映画で達成されたのではないかと思っています。(以上)
前篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は8月1日、後篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』は9月19日公開。
原作者の諫山氏は完成した映画を観た感想を文書で寄せ、「映画化は、原作を再現することではなく、面白い作品を作ることが目的であるべきだと思っています。そしてそれはこの映画で達成されたのではないかと思っています」と絶賛した。
三浦は「すっごくうれしいコメントですね! ありがとうございます!」と感動しきり。水原も「安心しました」と安堵(あんど)の表情を浮かべ、本郷は「これでさらに自信を持って宣伝していける!と思いました」。樋口監督も「ジーンとしちゃいました」と感激していた。
以下、諫山氏のコメント全文。
人食い巨人の話を19才で考えついた時「物作りのプロの方たちに、この物語を作ってほしい」と思っていました。ですがそんな機会があるはずもなく、自分は下手くそなりに気持ちをぶつけて『進撃の巨人』という漫画を描きました。
それから数年が経ち、実写映画化の話をいただいた時、改めて「プロの方たちによる人食い巨人の話を作るチャンスなんじゃないか」と思ったんです。だから僕自身から「原作の枠を取っ払ってほしい」とお願いをして「ビルの上で生活する人類」や「主人公がジャン」などあえて原作とは違う設定を提案しました。それらはさすがに採用されませんでしたが、広い視野で物語を作っていただきたかったのです。
一足先に前後篇、観させていただきました。巨人の恐怖や迫力が凄かったです。それだけではない巨人の愛らしさも出ていて、とても興奮しました! 映画化は、原作を再現することではなく、面白い作品を作ることが目的であるべきだと思っています。そしてそれはこの映画で達成されたのではないかと思っています。(以上)
前篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は8月1日、後篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』は9月19日公開。
コメントする・見る
2015/07/03