6月末までに発表されたダイレクト自動車保険9社(ソニー損保、アクサ損保、チューリッヒ保険、三井ダイレクト損保、SBI損保、セゾン自動車火災、イーデザイン損保、そんぽ24、アメリカンホーム)の2014年度(14年4月1日〜15年3月31日)業績によると、7社で元受正味保険料などが前年度実績を上回った。9社の元受正味保険料などの合計は2820億円となった。国内で事業を展開する損保会社の14年度の自動車保険元受正味保険料は約4兆円となっており、ダイレクト自動車保険のシェアは約7%となった。 ソニー損保は自動車保険の元受正味保険料が前年度比3.6%増の815億円と堅調に推移した。保有契約件数は自動車保険とガン重点医療保険を合わせて15年3月末で170万件となった。15年7月に熊本コンタクトセンターの業務を開始し、コンタクトセンターを3拠点体制とする。これによって、人材の安定的な確保を図り、大規模災害が発生した場合でも顧客に迅速で確実にサービスを提供する体制を強固にする。
2015/07/02