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驚異のアカペラ5人組ペンタトニックス、初の日本ツアー開幕「最高な気分」

 ダフト・パンクのヒット曲をアカペラでカバーした「ダフト・パンク・メドレー」で話題となり、YouTubeの動画総再生回数が9億5000万回を超す米男女5人組アカペラグループ・ペンタトニックスが9日、東京・Zepp DiverCityを皮切りに、初の単独ジャパンツアー『THE ON MY WAY HOME TOUR 2015』をスタートさせた。「これが全部声だけ?」と耳を疑うような圧巻のアカペラ・サウンド全17曲を披露し、2000人の観客を魅了した。

男女5人組アカペラグループ・ペンタトニックスが初の単独ジャパンツアー開幕 (C)Yoshika Horita

男女5人組アカペラグループ・ペンタトニックスが初の単独ジャパンツアー開幕 (C)Yoshika Horita

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 真っ暗なステージ上で効果音のような歌声だけが響きわたり、続いてスポットライトが当たると、階段の上からメンバー5人が現れ、待ちわびた観客から割れんばかりの拍手と歓声が送られた。男性メンバーが黒を基調とした衣装を着用するなか、紅一点のカースティは夏らしい真っ白な衣装に、ライブ前に渋谷で買ったというツインテールのウィッグをつけ、日本のポップ・カルチャーを意識したヘアスタイルで登場した。

 リード・ボーカルのスコットは「きょうは来てくれて本当にありがとう。日本は地球上で一番大好きな場所で、来日公演でここに立てることを楽しみにしていました! 実は、先日僕らは結成4周年を迎えたばかりで、本当に最高な気分なんだ。感謝しています。どうもありがとう!」と感謝した。

 声だけで表現しているとは思えない見事なハーモニーに、時にはダンスを交えて盛り上げた5人は、アンコールではマイクを置き、完全アカペラで「ザッツ・クリスマス・トゥ・ミー」を歌唱。続けてYouTube総再生回数1億3000万回の大ヒット曲「ダフト・パンク・メドレー」を披露し、会場の熱気は最高潮に。「ビヨンセ・メドレー」や、ミュージックビデオを日本で撮影した「ラザー・ビー」なども惜しみなく披露した。

 今回のツアーに先駆け、日本公式ツイッターアカウントを開設。ツアーのオフショットや情報が随時更新されるほか、来日中に行われるツイキャスでのツアー舞台裏の生配信や直筆サイン入りセットリストが当たるキャンペーンなどが企画されている。

 本ツアーは、10・11日にも同所で行われるほか、13日には愛知・Zepp Nagoya、15日には福岡・Zepp Fukuoka、16日に大阪・Zepp Nambaで開催され、のべ1万2000人を動員予定。東京・名古屋公演は既に完売している。

関連写真

  • 男女5人組アカペラグループ・ペンタトニックスが初の単独ジャパンツアー開幕 (C)Yoshika Horita
  • 紅一点のカースティは渋谷で買ったウィッグをつけて登場(C)Yoshika Horita
  • 日本盤デビューアルバム『PTX Vols. 1 & 2(ジャパン・エディション)』

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