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RIP SLYME・SUが映画初出演 佐々木蔵之介と共演に「優しい」

 ヒップホップグループ・RIP SLYMESUが、『夫婦フーフー日記』(30日公開)で映画初出演を果たしていることが25日、わかった。主人公を演じる佐々木蔵之介と共演したSUは「あっという間に、受け入れてくれる方でした。演技中も大丈夫だよ、という顔をしてくれて。優しいな、と思って1回笑ってしまいました」と撮影を振り返っている。

RIP SLYMEのSUが『夫婦フーフー日記』で映画初出演 (C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会

RIP SLYMEのSUが『夫婦フーフー日記』で映画初出演 (C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会

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 同作の原作は、38歳という若さでこの世を去ったヨメと、彼女を支え続けたダンナこと清水浩司氏の闘病ブログから生まれた『がんフーフー日記』(小学館刊)。作家志望のダンナ(佐々木)が、長年友人だったヨメ(永作博美)と出会って17年目にして結婚、1ヶ月後に妊娠発覚。その5ヶ月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚し、怒涛の育児と闘病生活を送っていく。

 ヨメが亡くなって間もなく、念願の作家デビューに有頂天になっていたダンナだったがその話が立ち消えに。落胆し自暴自棄になるが、本が大好きだったヨメの姿を思い出し、自ら出版社へ原稿の持ち込みを始めるようになる。SUはその出版社の編集担当者役で出演している。

 起用理由について、プロデューサーはドラマに出演していたSUの独特の存在感が印象に残っていたといい、「今回お願いした映画の役は出番は少ないのですが、佐々木蔵之介さん演じる主人公・ダンナの気持ちを揺さぶる大事なシーンなので、どなたにお願いしようかと考えたとき、真っ先に頭に思い浮かんだのがSUさんでした!」と熱弁。

 初めての映画撮影の現場に、SUは「ものをまめに作る姿勢といいますか、こだわりやチーム力が強い感じがします。スタッフの人数も多くてびっくりしました。本当に最高の経験ですね。二度とないでしょうね」といい、「もちろんそれなりの覚悟は決めて来たんですけど…やはり現場の雰囲気というのは独特です」と音楽の現場とは違う刺激を受けた様子だった。

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