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うつみ宮土理、愛川さん死去後初の公の場

 先月15日に肺がんで亡くなった俳優の愛川欽也さん(享年80)の妻でタレントのうつみ宮土理(71)が9日、都内で愛川さんが生前お世話になった方への「お礼のあいさつ」として記者会見を行った。愛川さんの死去後、葬儀以外では初めて公の場に姿を見せた。
 
 黒のスカートとジャケット、白のシャツ姿で現れたうつみは報道陣に2度頭を下げ、愛川さんの写真が飾られたマイクの前に着席。声を詰まらせなかなか話し出せなかったものの「まだ信じられない。心の中に大きな穴が開いてしまった。その穴を埋め尽くせないままここに座っております」と心痛の表情で声を絞り出し、「愛川とは毎日笑い合って一日を過ごしていました。こんなに人生で悲しくつらく寂しい、愛おしくて一緒に同じ天国に逝ってしまいたいと何度も思いました」と語った。

憔悴した姿は隠せずとも気丈に会見に臨んだうつみ宮土理 。傍らには笑顔の愛川欽也さんの遺影が置かれていた(C)ORICON NewS inc.

憔悴した姿は隠せずとも気丈に会見に臨んだうつみ宮土理 。傍らには笑顔の愛川欽也さんの遺影が置かれていた(C)ORICON NewS inc.

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 自宅療養で夫婦水入らずで過ごしていたといい、病院に入院することは「ちらりとも思わなかった。自宅で私の横で私も頑張って元気にさせたかった。(愛川さんには)何も聞いていません。病院へ行ったら治るものですか? 愛川は家が好きだった」。

 愛川さんの最期の状況を聞かれると「そういうことは言えますか? 悲しすぎてそんな質問は酷です」と涙を拭った。毎晩、遺骨とともに寝ていることを明かし「全部が幸せでした。『泣くなよ。笑ってよ』って、今言っていると思います…」とうつむき、詳細は明かさなかった。

 愛川さんの死後、一度も自宅から出ることができなかったといううつみ。家族や兄弟が励ましに来てくれたというが「(外に出たのは)きょうで初めてです」と今も悲しみの中にいることを明かした。「今はキンキンに感謝しかありません。いつも面白いことを言ってくれて幸せにしてくれて感謝です」と愛する夫への想いを涙ながらに語った。関係者によると、彼女自身の芸能活動の再開も当面未定という。

 6月6日・7日には東京・中目黒のキンケロシアターにて『愛川欽也の思い出展示会』の開催が決定。本来、劇場である同所だが、この2日間は一般公開され、愛川さんのゆかりの品々の展示や愛川さんが監督した作品の上映のほか、献花台も設置される。

関連写真

  • 憔悴した姿は隠せずとも気丈に会見に臨んだうつみ宮土理 。傍らには笑顔の愛川欽也さんの遺影が置かれていた(C)ORICON NewS inc.
  • 涙を拭ううつみ宮土理 (C)ORICON NewS inc.
  • 遺影を抱くうつみ宮土理 (C)ORICON NewS inc.

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