数々の作品で高い評価を受ける若手演技派女優・高畑充希。前期の連続ドラマ『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)での量産型女子役では、これまでの役柄のイメージと異なる新たな顔を披露し、好評を得ていた。そんな高畑が、ディズニーの名作『シンデレラ』の実写映画日本語版では、シンデレラ役を担当。声の芝居で多くの人を魅了している。
◆人が多い場所が苦手…
――シンデレラの声を当てるのに、ドラマや舞台のような役の掘り下げはしたんですか?
【高畑】 お芝居のときはプランを立てていきますけど、今回は映像を観て、その場で出てきた声を入れていました。何も意識せず、そのときの感覚です。
――馬に乗って王子と出会うシーンも印象的でした。
【高畑】 あそこはいいですよね。王子がカッコ良かった(笑)。声を入れているときは(王子役の)リチャード・マッデンさんをずっと見ていましたけど、青い目がカッときて、白い歯が輝いて。すごくときめきました(笑)。
――舞踏会シーンもありますが、高畑さんは舞踏会って行ったことはあるんですか?
【高畑】 ありません。私、人が多い場所が苦手なので、招かれても「ちょっとやめとく」って言いそうです(笑)。
――この仕事をしていて「人が多い場所が苦手」だと、困ることもありませんか?
【高畑】 困ります。舞台の初日の後の乾杯とか、どこにいていいかわからなくて、いつも隅にいます。お芝居しているときは、お客さんがたくさんいてくれたほうが嬉しいし、そういう空間でお芝居するのも大好きですけど、素の自分に戻ったところで「スピーチしてください」とか言われると、もう全然ダメですね。
――シンデレラのお母さんの教えの“勇気と優しさ”は、やっぱり大事だと思いますか?
【高畑】 必要ですよね。勇気がないと、人に優しくできないし。
――そう感じた経験があるんですか?
【高畑】 私は10代の頃からお仕事をしていて、ずっと現場では後輩で年下だったから、優しくしてもらってきたんです。でも、最近は年下の子もいて、そういう子たちに率先して声を掛けるとか、ごはんに連れていくのは、勇気が要ります……。
―― 一緒に良い作品を作るために?
【高畑】 作品がどうなるかは結果なので、あまりそういう意識はないですけど、単純に打ち解けた方が良いなあと思ったとき、「今がひと肌脱がなきゃいけないときだ」みたいな感覚が出てくるようになりました。だから勇気と優しさは大事だと思いますけど、難しいですね。優しさってなんでしょう?(笑)
◆ああいうタイプだったらもっとモテてる(笑)
――イベントでは「女の子は誰でもシンデレラに憧れる」という話もありました。
【高畑】 女性には変身願望があるし、きれいにしてもらえたらテンション上がりますから。ドレスを着て、ガラスの靴を履いて……。それは憧れですね。現実に王子様が馬に乗ってきたり、白タイツを履いてこられても困りますけど(笑)、女性はどこかで“白馬の王子様”を待っていると言いますよね? それはたぶんシンデレラから来ているんだろうし。でも、待ってばかりじゃいられない。映画のシンデレラは自ら会いに行く強さもあります。
――高畑さんのなかでも、そういう女の子の部分は大きいですか?
【高畑】 女子の部分もありますし、男っぽい部分も両方あると思います。変身願望があって、ウインドウショッピングや甘い物が好きなのは、普通の女子な部分です。
――『問題のあるレストラン』で演じていた“キラキラ巻き髪・量産型女子”な部分も?
【高畑】 ちょっと憧れますけど、私はああいうタイプではないですね。あれぐらい量産型だったら、もっとモテてると思う(笑)。
――『シンデレラ』の日本語版を観て、自分の声はシンデレラに合っている感じはしました?
【高畑】 全然しなかったです。違う人の顔なのに声だけ自分というのは、やっぱり違和感がありました。物語にスッと入れませんでした。
――それは本人ならではの感覚でしょうけど。
【高畑】 こうやって取材を受けていると、良く言ってくださる方もいて、ホッとしています。自分で観たときは客観的になれなくて、良いのか悪いのか全然わかりませんでした。
――すごく良かったと思います。声に純粋さと気品が同時に感じられて。というように、高畑さんは女優として、どの作品でも賞賛が絶えないと思いますが、自分で嬉しかったのはどんな評価をされたときでした?
【高畑】 「作品がおもしろかった」と言っていただけるのが一番嬉しいです。自分の演技を褒めていただけるのも、もちろん嬉しいんですけど、ずっとおもしろい作品に出続けることが私の夢なので。「あの子が出ているのは作品は全部おもしろいよね」と言われたら最高です。
――シンデレラの声も、連ドラと舞台があるなかで録ったそうですが、忙しいなかでの息抜きには、どんなことをしていますか?
【高畑】 息抜きしてばっかりです(笑)。最近はちょっと時間があったので、熱海や京都に旅行に行きました。あとは人と会います。いろいろな職種の人と連絡を取って、人に会って話したりするのがリフレッシュになります。
(文:斉藤貴志)
◆人が多い場所が苦手…
――シンデレラの声を当てるのに、ドラマや舞台のような役の掘り下げはしたんですか?
【高畑】 お芝居のときはプランを立てていきますけど、今回は映像を観て、その場で出てきた声を入れていました。何も意識せず、そのときの感覚です。
【高畑】 あそこはいいですよね。王子がカッコ良かった(笑)。声を入れているときは(王子役の)リチャード・マッデンさんをずっと見ていましたけど、青い目がカッときて、白い歯が輝いて。すごくときめきました(笑)。
――舞踏会シーンもありますが、高畑さんは舞踏会って行ったことはあるんですか?
【高畑】 ありません。私、人が多い場所が苦手なので、招かれても「ちょっとやめとく」って言いそうです(笑)。
――この仕事をしていて「人が多い場所が苦手」だと、困ることもありませんか?
【高畑】 困ります。舞台の初日の後の乾杯とか、どこにいていいかわからなくて、いつも隅にいます。お芝居しているときは、お客さんがたくさんいてくれたほうが嬉しいし、そういう空間でお芝居するのも大好きですけど、素の自分に戻ったところで「スピーチしてください」とか言われると、もう全然ダメですね。
――シンデレラのお母さんの教えの“勇気と優しさ”は、やっぱり大事だと思いますか?
【高畑】 必要ですよね。勇気がないと、人に優しくできないし。
――そう感じた経験があるんですか?
【高畑】 私は10代の頃からお仕事をしていて、ずっと現場では後輩で年下だったから、優しくしてもらってきたんです。でも、最近は年下の子もいて、そういう子たちに率先して声を掛けるとか、ごはんに連れていくのは、勇気が要ります……。
―― 一緒に良い作品を作るために?
【高畑】 作品がどうなるかは結果なので、あまりそういう意識はないですけど、単純に打ち解けた方が良いなあと思ったとき、「今がひと肌脱がなきゃいけないときだ」みたいな感覚が出てくるようになりました。だから勇気と優しさは大事だと思いますけど、難しいですね。優しさってなんでしょう?(笑)
◆ああいうタイプだったらもっとモテてる(笑)
――イベントでは「女の子は誰でもシンデレラに憧れる」という話もありました。
【高畑】 女性には変身願望があるし、きれいにしてもらえたらテンション上がりますから。ドレスを着て、ガラスの靴を履いて……。それは憧れですね。現実に王子様が馬に乗ってきたり、白タイツを履いてこられても困りますけど(笑)、女性はどこかで“白馬の王子様”を待っていると言いますよね? それはたぶんシンデレラから来ているんだろうし。でも、待ってばかりじゃいられない。映画のシンデレラは自ら会いに行く強さもあります。
――高畑さんのなかでも、そういう女の子の部分は大きいですか?
【高畑】 女子の部分もありますし、男っぽい部分も両方あると思います。変身願望があって、ウインドウショッピングや甘い物が好きなのは、普通の女子な部分です。
――『問題のあるレストラン』で演じていた“キラキラ巻き髪・量産型女子”な部分も?
【高畑】 ちょっと憧れますけど、私はああいうタイプではないですね。あれぐらい量産型だったら、もっとモテてると思う(笑)。
――『シンデレラ』の日本語版を観て、自分の声はシンデレラに合っている感じはしました?
【高畑】 全然しなかったです。違う人の顔なのに声だけ自分というのは、やっぱり違和感がありました。物語にスッと入れませんでした。
――それは本人ならではの感覚でしょうけど。
【高畑】 こうやって取材を受けていると、良く言ってくださる方もいて、ホッとしています。自分で観たときは客観的になれなくて、良いのか悪いのか全然わかりませんでした。
――すごく良かったと思います。声に純粋さと気品が同時に感じられて。というように、高畑さんは女優として、どの作品でも賞賛が絶えないと思いますが、自分で嬉しかったのはどんな評価をされたときでした?
【高畑】 「作品がおもしろかった」と言っていただけるのが一番嬉しいです。自分の演技を褒めていただけるのも、もちろん嬉しいんですけど、ずっとおもしろい作品に出続けることが私の夢なので。「あの子が出ているのは作品は全部おもしろいよね」と言われたら最高です。
――シンデレラの声も、連ドラと舞台があるなかで録ったそうですが、忙しいなかでの息抜きには、どんなことをしていますか?
【高畑】 息抜きしてばっかりです(笑)。最近はちょっと時間があったので、熱海や京都に旅行に行きました。あとは人と会います。いろいろな職種の人と連絡を取って、人に会って話したりするのがリフレッシュになります。
(文:斉藤貴志)
2015/05/10