羽生、初の国別対抗戦へ闘志「みんなを引っ張る」

 「世界フィギュアスケート国別対抗戦2015」(4月16日〜19日、東京・代々木第一体育館)の日本代表が3月31日、発表され、ソチ五輪金メダリストの羽生結弦ら8選手が選出。先日の世界選手権(中国・上海)で日本勢初の2連覇を狙ったが銀メダルに終わった羽生は会見で「それぞれの力をいかに出し切るか。それぞれが全力を出し切ることでチームに貢献できる」と同大会で初めて“日の丸”を背負う意気込みを語った。

 大会を前に「一人一人の全力を!」を個人のテーマに掲げた羽生。その真意について「チーム戦とはいえ、(演技を)やっている時は一人。その一人ひとりが実力を発揮できればいい結果がついてくる」と明かし、終始「個」のパフォーマンスにこだわりを見せた。

 「個」ありきの発想のようにも思えるが、一方で羽生は「いい演技をしようが、悪い演技をしようがチームのみんながいる。全員が完璧に演技できないかもしれないが、みんなが笑顔でいられるようにしたい」と五輪金メダリストの自覚をのぞかせ、会場では「チームジャパンを応援して下さい」と熱く訴えかけた。

 足のけがもあり、必ずしも本調子ではなかったシーズンを振り返りながら「悔しいイメージのまま、負けたイメージのまま終わるのは嫌なので、意地でも自分の力を出し切れたら。(けがの)悔しい思いを思い切りぶつけたい」と語った羽生。

 自身初の国別対抗戦にも「やることは変わらない。みんなを引っ張っていく演技ができたら」と静かに闘志を燃やしていた。

 同大会は2009年にスタート。今回は日本、ロシア、米国、カナダ、フランス、中国の6ヶ国が世界一の座を争う。



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