女優の山口智子が31日、都内で行われたフジテレビ系新ドラマ『心がポキっとね』（4月8日スタート、毎週水曜　後10：00※初回・2話は15分拡大）記者会見に出席。『ロングバケーション』（1996）以来、連ドラのラブストーリーは19年ぶりの出演となる山口は、「みなさん楽しいと言っていますが、本音を言うと私は苦しいですね、必死です」と明かし、「膨大なせりふで、毎日ハァハァとかじりついています」と苦笑いで訴えた。

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　同作は、過去の失敗や心の傷のせいで不器用にしか生きられず、他人にとっても、自分自身にとっても究極に面倒くさい“病んでるオトナ”4人のラブコメディー。主演は『マルモのおきて』以来、4年ぶりに民放連ドラ主演となる阿部サダヲ。山口は阿部が演じる小島春太の元妻・鴨田静役。

　山口は自身のことを「悩みがない人間で、いままで悩んだことない」というが、長せりふの影響で「生まれて初めて、現在進行形で心がポキっと折れるくらいまでいっている」と吐露。「体力と気力のギリギリで、膨大なせりふに、“ゼイゼイ、ハァハァ、ポキポキ”状態」とぐったり気味で、横にいた阿部は「静さんのせりふはすごい量で…」と心配していた。

　同ドラマと同じ時間帯には、日本テレビ系の堺雅人主演ドラマ『Dr.倫太郎』が放送され、“水10”対決にも注目が集まるが、山口は「どこからでもかかってこい。うちらは命かけているんで」と闘志を燃やした。

　会見にはそのほか、水原希子、藤木直人も出席。進行は中村仁美アナウンサーが務めた。