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ディズニー、アカデミー賞長編&短編W受賞

 米ロサンゼルスで現地時間22日、映画芸術科学アカデミー協会による『第87回アカデミー賞』授賞式が行われ、スタジオジブリ・高畑勲監督の『かぐや姫の物語』がノミネートされていた長編アニメーション賞は『ベイマックス』(公開中)が受賞した。昨年の『アナと雪の女王』に続きディズニー・スタジオ作品が2連覇を達成した。また、短編アニメーション賞も『ベイマックス』と同時上映の『愛犬とごちそう』が受賞。昨年はかなわなかった長編&短編W受賞に輝いた。

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 高畑監督作品、そして、短編アニメーション映画賞にノミネートされていた堤大介、ロバート・コンドウ共同監督の『ダム・キーパー』は惜しくも受賞を逃した。

 授賞式には、ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ両監督と、製作のロイ・コンリ氏が登壇し、ディズニーのアニメーション作品のすべてを統括するジョン・ラセター氏などへの感謝の言葉を述べていた。

 今年のアカデミー賞長編アニメーション賞のノミネート作品は、いずれの作品も革新的な映像技術を駆使した力作ぞろいだった。『かぐや姫の物語』は「かすれた」線画や「にじんだ」着色で水彩画のような作画に挑戦。日本では劇場公開未定の『ヒックとドラゴン2』はドラゴンの飛行シーンなどが秀逸だったという。

 日本でも83億円を突破する大ヒットを記録している『ベイマックス』も「ハイペリオン」という新しいレンダリング用ソフトを社内で開発。劇中で、主人公ヒロが発明したマイクロボットという数センチサイズの小型ロボットの集合体が瞬時にさまざまな形状に変化するシーンなどに生かされた。1000万から最大3500万ものマイクロボットが描かれていた。

 また、サンフランシスコと東京が融合したかのような架空都市「サンフランソーキョー」を舞台とし、随所に日本の影響がみられた同作が“映画界最高の栄誉”と言われているアカデミー賞を獲得したのは喜ばしい限りだ。

 短編の『愛犬とごちそう』は、ディズニーで働く全社員から募った“短編アニメのアイデア”の中から生まれた作品。監督を務めたのは、『ボルト』『塔の上のラプンツェル』『シュガー・ラッシュ』などの長編作品や、短編『紙ひこうき』にアニメーターとして関わり、『ベイマックス』でもアニメーション・チーフを務めたアニメーターのパトリック・オズボーン氏の初監督作品だった。



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