近年注目されている「涙活」。2013年1月に“涙活プロデューサー”の寺井広樹さんが提唱し、涙を流すためのイベントをスタートしたが、今では定員60人のイベントに480人の応募があるほど人気だという。女性がメインかと思いきや、応募者の4割は男性。ついには「涙を流すイケメンを見て胸キュンする」という“Wの癒し”文化も現れ、イケメンが涙を流す姿をおさめた写真集まで登場。なぜ涙活は人気なのだろうか? そもそも“泣くとスッキリする”という声は、昔から多く聞かれていた。『Deep Love』(Yoshi)、『恋空』(美嘉)など2000年代のケータイ小説ブームも、主人公の壮絶な人生と純愛に涙する…といった現象が多くみられた。『冬のソナタ』、『世界の中心で愛を叫ぶ』など、純愛と別れを描いた作品のヒットも、“涙活”に通じるものがある。ハリウッド映画の宣伝文句として有名な「全米が泣いた!」というフレーズに惹かれて映画館に足を運んだりDVDを借りたりするのも、「感動したい、泣きたい」という心の表れだろう。
2015/02/19