NHK・BSプレミアムで放送中の韓国ドラマ『奇皇后−ふたつの愛 涙の誓い−』(毎週日曜 後9:00)に主演する女優ハ・ジウォンが25日、東京・渋谷のNHKで公開収録を行った。わずか60人の観覧席に6000人ちかい応募が殺到。約1時間にわたって撮影秘話などを語った。
ハ・ジウォンは同局で放送した韓国ドラマで最も主演本数が多い女優だ(『奇皇后』『シークレット・ガーデン』『ファン・ジニ』『チェオクの剣』の4作品)。
同ドラマは、14世紀、元(げん)に服属していた高麗に生まれ、元への「貢女(コンニョ)」という境遇から皇后にまで上りつめた奇皇后を題材に創作された歴史劇。韓国では2013年に放送された。BSプレミアムでは昨年8月から放送が始まり、今月25日に第25話が放送され、物語は後半に突入した(全51話)。
無念の死を遂げた母と父、さらに我が子をも奪った元への強い復讐を誓う前半のダイジェスト映像を観ながらハ・ジウォンは涙を流し、「撮影をしている最中に抱いた感情が映像を観ているうちに思い出されまして、涙がこぼれてしまいました。まだ、役から完全に抜け出していないようです」と照れくさそうに涙をぬぐった。
「全51話という長編ドラマは私にとっても初めての挑戦となりました。奇皇后はこれまでに一度も映像作品で扱われたことのない人物でしたので、プレッシャーも大きかったのですが、かっこ良く演じたいと思いました」。
撮影中は「1週間のうち5日は徹夜でした」と過酷を極め、そんな日々が約1年続いた。ただでさえ睡眠不足なのに、撮影の合間に横になることもままならず、衣装やかつらを着けたまま車の中で「果物とヨーグルトしか食べられませんでした」とぶっちゃけた。「生涯において、最もつらかった現場」ではあったが、「この作品を通して韓国のみならずアジアの方々からたくさんの声援をいただくことができて、今は幸せだと思います」と輝く笑顔に自信があふれた。
質問タイムでは「美しさの秘けつを知りたい」というファンの声に、「明るく笑っている時によりきれいに見えるのではないかな。どんなにメイクをして、きれいな服を着ていても表情が暗いとイマイチな印象になる。私は常に前向きな気持ちでたくさん笑うように努力しているんですが、そういうところを皆さんよく観てくださっているのかな」と話していた。
同ドラマは、ヤン(スンニャン)が運命的に出会った2人の男性、高麗の王ワン・ユと元の皇帝タファンから求愛されるラブストーリーも見どころだが、「次はロマンチックなほのぼのとしたラブストーリーをやってみたい」とハ・ジウォン。「日本のドラマでは『ロングバケーション』がいいなと思いました。出演していた木村拓哉さんはいま見てもかっこいいですよね。『ラブレター』という映画も好きです。私自身も日本の映画やドラマに出演してみたいと思っています」と語ると、客席から拍手が沸き起こっていた。
公開収録の模様はBSプレミアムで3月1日(後9:00)にスペシャル番組『もっと楽しむ!奇皇后』で紹介される。
ハ・ジウォンは同局で放送した韓国ドラマで最も主演本数が多い女優だ(『奇皇后』『シークレット・ガーデン』『ファン・ジニ』『チェオクの剣』の4作品)。
同ドラマは、14世紀、元(げん)に服属していた高麗に生まれ、元への「貢女(コンニョ)」という境遇から皇后にまで上りつめた奇皇后を題材に創作された歴史劇。韓国では2013年に放送された。BSプレミアムでは昨年8月から放送が始まり、今月25日に第25話が放送され、物語は後半に突入した(全51話)。
無念の死を遂げた母と父、さらに我が子をも奪った元への強い復讐を誓う前半のダイジェスト映像を観ながらハ・ジウォンは涙を流し、「撮影をしている最中に抱いた感情が映像を観ているうちに思い出されまして、涙がこぼれてしまいました。まだ、役から完全に抜け出していないようです」と照れくさそうに涙をぬぐった。
「全51話という長編ドラマは私にとっても初めての挑戦となりました。奇皇后はこれまでに一度も映像作品で扱われたことのない人物でしたので、プレッシャーも大きかったのですが、かっこ良く演じたいと思いました」。
撮影中は「1週間のうち5日は徹夜でした」と過酷を極め、そんな日々が約1年続いた。ただでさえ睡眠不足なのに、撮影の合間に横になることもままならず、衣装やかつらを着けたまま車の中で「果物とヨーグルトしか食べられませんでした」とぶっちゃけた。「生涯において、最もつらかった現場」ではあったが、「この作品を通して韓国のみならずアジアの方々からたくさんの声援をいただくことができて、今は幸せだと思います」と輝く笑顔に自信があふれた。
質問タイムでは「美しさの秘けつを知りたい」というファンの声に、「明るく笑っている時によりきれいに見えるのではないかな。どんなにメイクをして、きれいな服を着ていても表情が暗いとイマイチな印象になる。私は常に前向きな気持ちでたくさん笑うように努力しているんですが、そういうところを皆さんよく観てくださっているのかな」と話していた。
同ドラマは、ヤン(スンニャン)が運命的に出会った2人の男性、高麗の王ワン・ユと元の皇帝タファンから求愛されるラブストーリーも見どころだが、「次はロマンチックなほのぼのとしたラブストーリーをやってみたい」とハ・ジウォン。「日本のドラマでは『ロングバケーション』がいいなと思いました。出演していた木村拓哉さんはいま見てもかっこいいですよね。『ラブレター』という映画も好きです。私自身も日本の映画やドラマに出演してみたいと思っています」と語ると、客席から拍手が沸き起こっていた。
公開収録の模様はBSプレミアムで3月1日(後9:00)にスペシャル番組『もっと楽しむ!奇皇后』で紹介される。

2015/01/26